close

2021.09.03

選手情報

ジョコビッチ、快勝で16度目の3回戦進出! 錦織との対戦に「少しでもペースを乱すことが重要」[USオープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

ジョコビッチ、対戦成績で錦織圭を圧倒も「僕がこれまで見てきた中で最も速く、才能のある選手」と警戒

9月2日、USオープン男子シングルス2回戦が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)が、タロン・フリークスポール(オランダ/同121位)を6-2、6-3、6-2のストレートで下し、同大会16度目の3回戦進出を果たした。

【動画】ジョコビッチ、危なげなく16度目の3回戦進出 マッチハイライト

今シーズン、ここまでのグランドスラム3大会で優勝を飾っているジョコビッチ。今大会、男子では1969年のロッド・レーバー氏以来となる年間グランドスラムがかけて戦っている。

1回戦のホルガー・ビートゥス・ヌスコウ・ルーネ(デンマーク/同145位)との戦いでは、6-1、6(5)-7、6-2、6-1と第2セットこそタイブレークで落としたものの、それ以外はブレークポイントすら握らせない強さを見せて、2回戦にコマを進めた。

そしてこの日も圧巻のプレーを見せた。1回戦でヤン・レナード・ストルフ(ドイツ/同52位)を下し、グランドスラム初勝利を挙げたフリークスポールは、パワフルなサーブ、フォアハンドが持ち味の選手。しかし、ジョコビッチは、試合開始から快調に飛ばし2度のブレークでわずか30分で第1セットを先取。第2セット第7ゲームでは初めてブレークを許したが、第2、第3セットで2度ずつフリークスポールのサービスゲームを破り、1時間39分で試合を終わらせた。

試合後、ジョコビッチは「1回戦よりも確実に良かった。サーブがとても良くて、リズムをつかんで自分の力を発揮することができた。2、3日前のストルフとの試合を見たが、彼のサーブがとても良かった。だから、この試合のカギの一つは、自分のリターンだった。彼を翻弄し、動かさなければいけないわかっていた」とし、対策を練ったとおりのプレーができたと満足感を示した。

そして、次戦は2014年大会の準決勝で敗れている錦織圭(日清食品/同56位)と対戦する。7月下旬の東京オリンピックでも快勝しており、目下16連勝中だ。
だが、「彼とは何度も対戦している。対戦成績はとてもいい。最後に負けたのは2014年にこのニューヨークで行われた準決勝だったと思う。彼のキャリアを見ても、最も成功したグランドスラムはここだと思う。僕がこれまで見てきた中で、彼は最も速く、最も才能のある選手の一人。しっかりとサーブを打って、少しでもペースを乱すことが重要だ。後ろに下がらず早めにボールを打つのが好きだからね」と警戒。「彼のプレーはよく知っているよ。オリンピックでも対戦したしね。何を期待しているかはわかっている。いいチャレンジができることを楽しみにしている」と語った。

【特集】USオープン2021の記事はこちら

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録