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2021.09.08

選手情報

サバレンカ準決勝進出、全仏女王クレチコワにストレート勝ち [USオープン]

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ウィンブルドンに続いてベスト4となったサバレンカ

9月7日、USオープン女子シングルス準々決勝、第2シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク2位)は、全仏女王で第8シードのバルボラ・クレチコワ(チェコ/同9位)と対戦。6-1、6-4で勝利し、ウィンブルドンに続いての準決勝進出を果たした。

【動画】サバレンカ×クレチコワ準々決勝ハイライトはこちら


試合はサバレンカのサービスからスタート。いきなり10ポイントを擁す競った展開になる。続く第2ゲームでサバレンカはブレークに成功。直後のゲームでブレークを許すが、第4ゲーム、第6ゲームでもブレークを奪って6-1でセットを先取する。

試合後「難しいコンディションだった。つまりタンクは空だった」と告白したクレチコワ。どこか本調子ではない様子はプレーから見て取れた。それでも第2セット第1ゲームでサバレンカにブレークを許してからは、なんとかキープを続けたものの、相手のサービスを攻略できず。サバレンカが6-4で試合を締めた。

「ベスト4進出は、すごく意味深い。USオープンは大好きな大会だし、ニューヨークを愛している」とサバレンカは会見で喜びを語っている。快勝に見えたが、そのプレーに納得いかず、試合後に練習を行っている。「今日のレベルに満足いかなかったので練習をしたの。フットワークの面で、コートを感じるために、もう少しボールを打つ必要があったから。それと最悪とは言わないけれど、今日のサーブは本当に悪かった。だからリズムを取り戻そうとしたの」と説明したサバレンカ。いくらストレート勝ちとは、その体力は見事と言える。

準決勝では、今大会快進撃を続けるレイラ・フェルナンデス(カナダ/世界ランク73位)と対戦する。

「彼女の試合をしっかり見ていた。本当によく動いて、いいプレーをしている。失うものもないし、素晴らしい選手。観客たちも、彼女に大歓声で声援を送っている。おもしろい戦いになると思う。本当に楽しみだわ」と準決勝に向けて語っている。もし勝利すれば、キャリア初のグランドスラム決勝となる。

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