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2021.09.22

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マレーが地元アンベールに逆転勝ち、「勝つことが私にとって重要」[モゼール・オープン]

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地元出身の左利きの難敵を下したマレー 

現地9月21日、ATP250「モゼール・オープン」(フランス/9月20日〜26日)男子シングルス1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の元世界No.1、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク113位)は、第6シードのウーゴ・アンベール(フランス/同26位)と対戦。4-6、6-3、6-2で勝利し、2回戦進出を果たした。 

【動画】マレー対アンベール1回戦ハイライト 


“USオープンでいいレベルの試合ができた”というマレー。第1セット第2ゲームで3本のブレークチャンスを得たがブレークならず。逆に第9ゲームでブレークを許して4-6でセットを落とす。地元の応援を受けて積極的に前に出ていくアンベール。だが、第2セット先にブレークを奪ったのはマレー。4-3で迎えたアンベールのサーブをブレークし、そのまま6-3でセットを奪い返す。これでマレーは流れを掴んだ。カウンターショット、ラリーからのウィナー、随所でマレーらしいプレーを見せて2ブレークを奪い、6-2。第6シードのアンベールを退けた。 

試合後、「良いプレーだったとは思えない。体はいいが、ベストは尽くせていない中で、トップ選手に勝利できた。もっとプレーは良くなることはまちがいない」と納得のプレーはできなかったと口にしたマレー。「勝つことが私にとって重要なんだ。勝つことこそスポーツ。加えていいプレーができればなおさらいい。良いプレーができなかったとしても勝利はいい気分だ。そのためにプレーしている。今の私にはツアー700勝という小さな目標があるんだ」と通算700勝を目標にしていると語った。

ツアー683勝目をあげたマレーは2回戦で、 ヴァセック・ポスピシル(カナダ/同66位)と対戦する。過去4勝1敗だが、対戦は4年ぶり。どんな試合になるだろうか。

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