土壇場の世界選抜、意地を見せるか9月25日、アメリカ・ボストンで「レーバーカップ」2日目が行われ、USオープン覇者のダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)の活躍もあって欧州選抜が4戦全勝。初日と合わせて7勝1敗として、ポイントは11-1に。3大会連続勝利まで、あと2ポイントとなった。【動画】メドベデフが見せた体勢を崩すほどのフォアハンド強打【動画】フェデラーとロディックがコートサイドで観戦2年ぶりの開催となった今年のレーバーカップは、アイスホッケーチームの「ボストン・ブルーインズ」とバスケットボールチームの「ボストン・セルティックス」の本拠地であるTDガーデンで開催。同大会では、おなじみとなった黒いハードコートで行われている。大会初日に続いてスタンドでロジャー・フェデラー(スイス/同9位)が観戦したが、2日目は、その隣にかつてのライバル、アンディー・ロディック(アメリカ)の姿も。ビジョンに映るたびに、客席から拍手が贈られた。大会1日目、最後のダブルスで一矢報いた世界選抜は、第1試合でニック・キリオス(オーストラリア/同95位)を送る。欧州選抜ステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)に対して、キリオスらしい魅せるプレーも披露したが、第1セット、第2セット共に1ブレークを許して、チチパスが6-3、6-4で勝利。続く第2試合は拮抗した試合に。しかし、欧州選抜アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)が世界選抜ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)を7-6(5)、6(6)-7、10-5で下す。これで流れは完璧に欧州選抜に傾く。第3試合、欧州選抜ダニール・メドベデフ (ロシア/同2位)が世界選抜デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)に、6-4、6-0で快勝。続く最終戦、欧州選抜アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)/チチパスペアが、世界選抜ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)/ニック・キリオス(オーストラリア/同95位)ペアを6(8)-7、6-3、10-4で勝利し、大会2日目は欧州選抜が4戦全勝を果たした。先に13ポイントを獲得したチームが勝利となる今大会(初日は1勝につき1ポイントが加算されるものの、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントで換算)。1-11と世界選抜は土俵際まで追い込まれた形だが、大会3日目、大逆転勝利はなるだろうか。なお過去3大会ではいずれも欧州選抜が勝利している。<大会3日目9月26日の試合予定>第1試合(日本時間27日1時)<欧州選抜>アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)/ズべレフvs.ライリー・オペルカ(アメリカ/同19位)/シャポバロフ第2試合(第1試合終了後)<欧州選抜>ズベレフvs.<世界選抜>フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同11位)第3試合(日本時間26日8時)<欧州選抜>メドベデフvs.<世界選抜>ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同15位)第4試合(第3試合終了後)<欧州選抜>チチパスvs.<世界選抜>イズナー<欧州選抜>ダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)ステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同7位)キャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)※キャプテン:ビヨン・ボルグ、副キャプテン:トーマス・エンクヴィスト<世界選抜>フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同11位)デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同15位)ライリー・オペルカ(アメリカ/同19位)ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)ニック・キリオス(オーストラリア/同95位)※キャプテン:ジョン・マッケンロー、副キャプテン:パトリック・マッケンロー
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
いますぐ登録
会員の方はこちら