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2021.09.25

選手情報

世界5位のルブレフら勝利で欧州選抜が一歩リード。2日目にはUSオープン覇者メドベデフらが登場[レーバーカップ]

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©Getty Images

欧州選抜がシングルスで3勝! レーバーカップが2年ぶりに開幕

9月24日、2年ぶりの開催となった「レーバーカップ」(アメリカ・ボストン)が開幕を迎え、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/世界ランク5位)ら欧州選抜の3勝1敗で初日を終えた。

【動画】ルブレフとシュワルツマンが魅せたショット・オブ・ザ・デイ&シングルス3試合マッチハイライト

2年ぶりの開催となった今年のレーバーカップは、アイスホッケーチームの「ボストン・ブルーインズ」とバスケットボールチームの「ボストン・セルティックス」の本拠地であるTDガーデンで開催。同大会では、おなじみとなった黒いハードコートで行われている。今年はケガで出場していないものの、大会創設に携わったロジャー・フェデラー(スイス/同9位)がスタンドで観戦。観客からはスタンディングオベーションで迎えられた。

開幕戦では、初参戦となった欧州選抜のキャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)が、ライリー・オペルカ(アメリカ/同19位)にストレートで勝利。チームに勢いをもたらすと、続く第2試合でマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同7位)がフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同11位)を、第3試合でアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)がディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同15位)をフルセットで下し、欧州選抜が3連勝を飾った。

最後のダブルスでは、ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)/デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)が、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)/ベレッティーニをフルセットで下し、一矢報いて2日目に繋げた。

トップ10選手6名を要する欧州選抜に対し、世界選抜はトップ10がいない。一方的な力があると思われがちだが、レーバーカップの面白さはここからだ。先に13ポイントを獲得したチームが勝利となる今大会、初日は1勝につき1ポイントが加算されるものの、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントと、大会後半になるにつれて勝利の重要度が増してくる。

過去3回はいずれも欧州選抜が勝利しているだけに、世界選抜がここからどのような反撃を見せるのか楽しみだ。

<大会2日目9月25日の試合予定>
第1試合(日本時間26日2時)
<欧州選抜>ステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位) vs. <世界選抜>ニック・キリオス(オーストラリア/同95位)

第2試合(第1試合終了後)
<欧州選抜>アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位) vs. <世界選抜>ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)

第3試合(日本時間26日8時)
<欧州選抜>ダニール・メドベデフ (ロシア/同2位) vs. <世界選抜>デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)

第4試合(第3試合終了後)
<欧州選抜>アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)/チチパス vs. <世界選抜>イズナー/キリオス

<欧州選抜>
ダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)
ステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)
アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同5位)
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同7位)
キャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)
※キャプテン:ビヨン・ボルグ、副キャプテン:トーマス・エンクヴィスト

<世界選抜>
フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同11位)
デニス・シャポバロフ(カナダ/同12位)
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同15位)
ライリー・オペルカ(アメリカ/同19位)
ジョン・イズナー(アメリカ/同22位)
ニック・キリオス(オーストラリア/同95位)
※キャプテン:ジョン・マッケンロー、副キャプテン:パトリック・マッケンロー

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