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2021.10.07

選手情報

マレー、2017年以来となるインディアンウェルズ大会出場。「勝てる相手に負けていないのはポジティブ」と調子上向き[BNPパリバ・オープン]

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マレー、苦手なインディアンウェルズ大会「例年と比べてボールコントロールしやすい」

10月6日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)の大会前記者会見が行われ、ワイルドカードで出場のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク121位)が出席。USオープン以降、トップ選手とも互角に戦えていることに関して「もっとうまくできたかもしれない」としたものの、現段階では「勝てる相手に負けていないのはポジティブ」と調子は良いと語った。

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9月のUSオープンでステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)と、約5時間にもおよぶ熱戦を繰り広げたマレー。その後、ATP250メス大会では、約2年ぶりにベスト8入りし、ATP250サンディエゴ大会でもキャスパー・ルード(ノルウェー/同10位)を相手に互角の戦いを見せ、徐々に調子を取り戻している。

会見でマレーは、ここ最近で敗れている選手を挙げて「彼らはみんなトッププレーヤーだ。僕にもチャンスはあったが、それをものにできなかった。もっとうまくできたかもしれないけど、今の段階では勝てる相手に負けていないのはポジティブなこと」だと現在の状況を悲観すべきことではないとコメント。

そんなマレーがATPマスターズ1000で優勝できていないのが、ラファエル・ナダル(スペイン/同6位)が11度制しているモンテカルロ大会と、このインディアンウェルズ大会。最高成績は2009年の準優勝となっている。

その理由に空気が乾燥していることとボールの軽さを挙げており、コンディションが難しかったと言う。それでも「ここでは良い勝ち方もあったし、毎年悪いプレーをしていたわけではない。例年と比べてボールコントロールをしやすくなっている」とフィーリングが合ってきているともした。

1回戦では、アドリアン・マナリノ(フランス/同51位)と対戦し、勝利すれば2回戦で第30シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同38位)、3回戦で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)と対戦する可能性がある。4年ぶりの出場となった今大会、どのような戦いを見せてくれるのか楽しみだ。

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