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2021.10.11

選手情報

マレーがスペインの若手に逆転で3回戦へ! まさかのアンダーサーブも披露「ツアーでは一度もやったことがなかった」[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

マレー、戦略的にアンダーサーブを使う「前に出したかった」

10月10日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)男子シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク121位)が、カルロス・アルカラス(スペイン/同38位)と対戦。5-7、6-3、6-2の逆転で3回戦進出を果たした。

【動画】マレーがまさかのアンダーサーブにアルカラスは一歩も動けず&マッチハイライト

この日の試合、マレーは第1セットでセットポイントを握りながらも、終盤でブレークを許し、5-7で落とす。だが、第2セット以降、計8度のブレークポイントを握られても、アルカラスの積極的な攻撃を守り抜き、逆転勝利を飾った。

試合後、マレーは「今日の試合は簡単ではなかった。コートはびっくりするほど遅いし、(ボール交換から)2、3ゲーム後はもっと遅い。でも良い勝利だったと思うよ」とコメント。

また、第2セット第3ゲームのサービスゲームでは、アルカラスのリターンの位置を確認し、アンダーサーブでエースを奪ったマレー。「ツアーでは一度もやったことがないんだ。でも、試合開始の時に彼(アルカラス)が立っていた場所が、第1セット終わりには変わっていた。後ろにポジションされて、サーブでフリーポイントを奪うのが難しくなったんだ。サーフェスやコンディションに恵まれていないなら、彼を少しでも前に出してみようと思った。けれど、まさかエースになると思っていなかったね」と、サービスキープに苦しんでいたがゆえに、考えて出した答えの一つだったと語った。

3回戦では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)と対戦。「彼はウィンブルドンの後、オリンピック、ニューヨークと良い夏を過ごした。ノバク(ジョコビッチ)とはタフな試合をしていたし、簡単にはいかないだろう。過去にはいい試合をしたことがあるけど、今回もいいプレーをしなければいけない」とし、今シーズン5度目となるトップ10との戦いに向けて意気込んだ。

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