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2021.10.15

選手情報

青山修子/柴原瑛菜、シェイ/メルテンスにウィンブルドンのリベンジ果たせず。ストレートで敗れる[BNPパリバ・オープン]

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青山修子/柴原瑛菜、チャンス作れずストレートの完敗

10月14日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)女子ダブルス準決勝が行われ、第3シードの青山修子(近藤乳業/ダブルス世界ランク8位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同8位)は、第2シードのシェイ・スーウェイ(台湾/同4位)/エリーゼ・メルテンス(ベルギー/同3位)と対戦。2-6、0-6のストレートで敗れ、決勝進出とはならなかった。

【動画】青山/柴原はシェイ/メルテンスにリベンジ果たせず。試合終了の瞬間

今年のウィンブルドン準決勝では、シェイ/メルテンスが6-4、1-6、6-3で勝利しており、雪辱を果たしたい青山/柴原。だが、この日の試合、第1セット第3ゲームでダブルフォールトも絡んで0-40となると、最後はメルテンスのストレートアタックを返球できず。先にブレークを許してしまう。第7ゲームでもサービスゲームを破られた青山/柴原は、第1セットを2-6で落とした。

続く第2セット、主導権を取り戻したい青山/柴原だったが、第1ゲームでシェイ/メルテンスにロブを使われ、崩されると0-40に。40-40と粘りを見せたが、ディサイディングポイントで、柴原のスマッシュがネットにかかり、第1セットに続いて先にブレークされてしまう。その後も圧倒的なパワーこそないものの、ミスのないコントロールされたショットにチャンスを作ることができず、ストレートで敗れた。

試合後、青山は「最初のサービスゲームで流れを悪くしてしまった。相手もミスが少なく勢いもあったので、厳しい試合でした」とコメント。柴原も「相手はミスもなかったし、(ボールの)ストライクも良かった。自分的には前での動きが良くなかったので、そこを反省しています」と振り返った。

今シーズン、5勝を挙げている青山/柴原は、すでにツアー最終戦「WTAファイナルズ」(メキシコ・グアダラハラ)の出場が決定。日本人選手がダブルスで出場するのは、2008年の杉山愛さん以来13年ぶりで、ペアとしては2002年の杉山愛/藤原里華さん以来19年ぶりとなる。青山は「ファイナルズに出場できることはすごくうれしい。1年間でトップ8人(シングルス)、8組(ダブルス)しか出られない大会なのでいい準備をして、いいプレーをできたらなと楽しみにしています。」と語れば、柴原も「1年でいい結果が出ていたので、初めてWTAファイナルズに出るので楽しみ」と語った。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma