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2021.10.30

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同級生対決、コスチュクがUS女王ラドゥカヌにストレート勝利[トランシルバニア・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ラドゥカヌからミスを引き出したコスチュクが勝利

現地10月29日、「トランシルバニア・オープン」(ルーマニア・クルジュナポカ/WTA250)シングルス準々決勝、18歳のUSオープン女王で第3シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク27位)は、第6シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ/同55位)と対戦。同じ2002年生まれ対決は、コスチュクが6-2、6-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

【動画】ラドゥカヌ対コスチュクマッチハイライトをチェック

【写真】ラドゥカヌ写真館(写真19点)をチェック


第1セット第1ゲーム、ベースラインから早いテンポで返してくるコスチュクのショットにミスが生まれ、ラドゥカヌは40-15からいきなりブレークされてしまう。
このセット、ラドゥカヌは68%と高いファーストサーブ成功率を記録したものの、コスチュクはそのファーストサーブのリターンで41%と高いポイント取得率をマーク。第7ゲームでも、ブレークに成功してコスチュクが6-2でセットを先取する。

巻き返したいラドゥカヌだったが、この日はどこかプレーに切れがない。第2セット第1ゲーム、ダブルフォールトなどミスが出てブレークを許すと第5ゲームでもブレークを許してしまう。1-5で迎えた第7ゲーム、3度、マッチポイントを凌いだものの、20ポイントの末にブレークされて万事休す。2002年組対決は、コスチュクに軍配が上がった。ラドゥカヌはゲームを通して41本のアンフォーストエラーを記録(コスチュクは16本)。USオープンで見せたような安定感あるラリーを展開できなかった。

「昨日も彼女のプレーを理解しようと見ていたけれど、どのようにプレーするかは理解できなかった。でも、最初の2、3ゲームを終えたことには、なんとなくわかって、自分がやりたいことをやれるようになった。勝利できて最高の気分」と語ったコスチュク。ジュニア時代には2度対戦し、1勝1敗だったというから、キャリアでの対戦成績はコスチュクが1勝リードとなる(コスチュクいわく、ジュニア時代の対戦内容は覚えていないとのこと)。

準決勝では、第1シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/同18位)と対戦する。両者は先日行われたWTA1000BNPパリバ・オープン(アメリカ・インディアンウェルズ)で対戦し、その際はハレプが7-6(2)、6-1で勝利している。

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