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2021.11.05

選手情報

モンフィスが筋肉の問題で棄権「筋肉の問題には休息が必要なんだ」[ロレックス・パリ・マスターズ]

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ジョコビッチ戦前に棄権を発表したモンフィス

現地11月4日、ガエル・モンフィス(フランス/世界ランク22位)は、自身のSNSで故障のため、「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)を棄権すると発表した。

【動画】テニスTVが「冗談レベル」と評したモンフィスのスーパープレー

【動画】棄権後、取材に答えたモンフィス


「残念ながら、今朝、医師から悪い結果を通告されました。チームとも相談しましたが、大会を棄権しなければなりません。パリの皆さんの前でプレーするのはいつも特別なこと。すべての瞬間を楽しむことができました。またお会いしましょう」と綴ったモンフィス。

11月3日、モンフィスは同胞のアドリアン・マナリノ(同59位)と対戦し、2-6、7-6(4)、6-2の逆転勝利を果たしている。しかし、その後の会見で、試合中に内転筋を痛めたこと、超音波検査で筋肉の問題が見つかったと告白。「楽観的に考えれば、10日ほどで100%の状態になるだろうという感じだが、筋肉の問題には休息が必要なんだ」とコメントしている。
モンフィスの棄権により、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)は不戦敗となり、準々決勝進出が決まっている。

昨年2月、ATP500ドバイ大会準決勝でジョコビッチに敗れて以来、勝ちに恵まれず。今年最初のグランドスラム、全豪オープンでの初戦敗退後には、記者会見で「自信がない。この悪夢から抜け出せない」と涙ながらに話していたモンフィス。

その後、5月のATP250リヨン大会で約15ヵ月ぶりの勝利をあげると全仏オープンで2回戦進出。7月に、エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同6位)と挙式をあげると、USオープンで3回戦進出、そして9月のATPメツ大会でベスト4、ATP250ソフィア大会で準優勝(連続決勝進出記録を現役2位となる17年に伸ばした)と調子を上げてきていた。

35歳となった今も、ツアー随一と言える身体能力を見せているモンフィス。今季中の復帰は難しそうだが、2022年シーズンも変わらないプレーを見せてほしい。

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