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2021.11.08

選手情報

清水悠太が今井慎太郎を下して初V! ダブルスは上杉海斗/松井俊英、井上雅/大前綾希子がタイトル獲得[全日本テニス選手権]

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清水悠太が第1シードを守り、4試合ストレート勝ちでシングルス初優勝!

11月7日、「大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権96th」(兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)の大会最終日が行われ、男子シングルス決勝と男女ダブルス決勝の計3試合が実施された。

【ドロー】全日本選手権 男子シングルスなど全4種目の勝ち上がり表

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男子シングルスでは、第1シードの清水悠太(三菱電機)が、第3シードの今井慎太郎(イカイ)と対戦。今井のアグレッシブなプレーに苦しめられた清水だったが、徐々にペースを上げて第1セットを奪うと、そのまま試合を押し切り6-3、6-4のストレートで勝利。混合ダブルスでは2018年、2019年と連覇をしている清水だが、シングルスでは初の全日本タイトルを手にした。

今大会、清水は初戦の2回戦で上杉海斗(江崎グリコ)を6-2、3-6、6-2で下すと、3回戦でダブルスのパートナーでもある羽澤慎治(慶應義塾大)に6-3、6-1で勝利、準々決勝では第5シードの越智真(江崎グリコ)を7-6(2)、6-4で、準決勝では第6シードの山﨑純平(日清紡HD)を6-2、6-3で破り、シングルスで2度目の決勝に進出していた。

また、同日行われた男子ダブルス決勝では、第2シードの上杉/松井俊英(ASIA PARTNAERSHIP FUND)が、ネット際の強さを見せ、第3シードの清水/羽澤を6-1、7-6(3)で下して優勝。2017年に混合ダブルスでタイトルを獲得している上杉は、4年ぶりの全日本タイトルで、松井にとっては岩渕聡氏と制した2009年以来12年ぶりの優勝となった。

昨年は新型コロナウイルスの影響でダブルスが行われなかったが、それまで2大会連続で準優勝の清水/羽澤は、タイトルにあと一歩及ばなかった。

今大会を最後に引退を表明している井上雅(テニスラウンジ)は、大前綾希子(島津製作所)とともに第4シードとして女子ダブルス決勝に進出。第2シードの光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)/川村茉那(フジキン)を6-4、6-4で下して、有終の美を飾った。




<11月7日の試合結果>
【男子シングルス決勝】
清水悠太(三菱電機)[1] 6-3 6-4 今井慎太郎(イカイ)[3]

【男子ダブルス決勝】
上杉海斗(江崎グリコ)/松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)[2] 6-1 7-6(3) 清水悠太(三菱電機)/羽澤慎治(慶應義塾大)[3]

【女子ダブルス決勝】
井上雅(テニスラウンジ)/大前綾希子(島津製作所)[4] 6-4 6-4 光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)/川村茉那(フジキン)

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma