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2021.11.09

選手情報

フランス屈指の名コンビ、マウとエルベールが全豪オープン出場に「行くかどうかわからない」と発言

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ワクチン接種にエルベール「受けていない」

グランドスラムを5回制しているフランスの名コンビ、ニコラス・マウ(ダブルス世界ランク7位)とピエール・ユーグ・エルベール(同10位)が、来年1月に開催予定の全豪オープンに関してコメント。2度のワクチンを接種する時間がないため、出場できるかわからないとした。

【動画】決勝で敗れたものの母国フランスで息の合ったプレーを見せたマウとエルベール

今年の全仏オープンで2年ぶりにグランドスラムを制し、すでにキャリアグランドスラムを達成しているダブルス屈指の名ペア、エルベールとマウ。先週行われた「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/ATPマスターズ1000)では惜しくも準優勝となったが、その後の記者会見で全豪オープン出場に関して口を開いた。

エルベールは、「個人的には予防接種を受けていないから少し複雑だ。2回の接種する時間があるかどうかもわからない。今、このテーマについて話すのは難しい。確かにオーストラリアの状況はオープンではない、行くかどうかもわからない。僕のシングルスのランキングでは本戦に入れないし」と、まだ新型コロナウイルスのワクチンを接種しておらず、現地に行くかどうかも明確ではないと告白。

一方のマウは、「僕は陽性になったこともあって、その3か月後に1回だけ接種した。だが、それだけで行くことはできない。2回の接種が必要なんだ」とコメント。今後の出場試合に11月14日から行われるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ)と、25日から12月5日まで開催される男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2021ファイナル」の重要な大会が控えており、2回目のワクチン接種をする時間があるかどうかもわからないという。

全豪オープンの開催地のメルボルンがあるビクトリア州は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、出場選手に対してワクチン接種を求めている。来年1月の全豪オープン出場選手はどのような顔ぶれになるのだろうか。

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