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2021.11.19

メーカーズボイス

プリンス(prince)テニス×ニューエラ(NEW ERA)、スペシャルコラボキャップが12月上旬発売決定

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「プリンス(prince)」×「ニューエラ(NEW ERA)」
アメリカからスポーツ文化の構築に
貢献してきた両社コラボが12月上旬実現!

20世紀、アメリカに誕生した「プリンス(prince)」と「ニューエラ(NEW ERA)」が、21世紀にコラボキャップを作る。これまでのテニス界にないスペシャルな企画が12月上旬、実現しようとしている。

クラウンと呼ばれる頭部の形に沿った椀状部分に、つばとも呼ばれる前方に設けられた庇(ひさし)がつけられた野球帽は、今やファッションとしても着用されるアイテムとなっている。野球帽と言われる形状のキャップが広まる契機となったのが、1860年前後に、全米野球選手協会所属のブルックリン・エクセルシオールが導入したことからと言われている。それまでもカンカン帽(円筒状につばがある麦わら帽子)や円筒状に前方のつばがあるピルボックス・キャップ(フラットトップ・キャップ)なども存在していたが、20世紀初頭には、エクセルシオール型の使用チームが優勢となり、1940年代にはほぼ現在と同じ形状ばかりになったという。

ここまで野球帽の話が続いているが、つばのある帽子とテニスに縁がないわけではない。19世紀は、帽子を被ることが紳士淑女のたしなみとなっており、テニスやゴルフなどのスポーツでも、カンカン帽をかぶってプレーしていたという歴史がある。今やカンカン帽をかぶってプレーする選手は皆無だが、いわゆるキャップは今でもテニスギアとして定着している。



かつて、テニスではカンカン帽などをかぶってプレーしていた時代がある(写真はイメージ)


ベースボールキャップの老舗であり
常に最先端を行く「ニューエラ」

今回、ご紹介する「ニューエラ」は、ベースボールキャップの老舗ブランドであり、ファッションアイテムのサプライヤーである。MLB(メジャーリーグ)唯一の公式選手用キャップサプライヤーであることから、野球帽のイメージが強いが、1920年の創業当初(当時の社名はEクックキャップ会社)は、紳士用カジュアルキャップを中心に作っていたという。



1934年インディアンズのキャップを作ったことがきっかけに成長したニューエラ社(写真はイメージ)


同会社に転機が訪れたのが1934年のこと。初となるプロ用ベースボールキャップを、クリーブランド・インディアンズのために製造したのである。その品質の良さから、名門チームからの注文も勝ち取ると、1974年にはMLB24チーム中20チームと契約。以降、MLB唯一の公式キャップメーカーとなっている。またNBA、NFLのキャップ、読売ジャイアンツなど日本プロ野球界のキャップのサプライヤーとしても有名である。

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