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2021.11.30

選手情報

錦織圭、キッズたちに“KEI流”の打ち方を指導「入らなくていいので、ボールを打つことを楽しんでください」

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自ら球出しをしてキッズたちに熱心に指導した錦織

11月30日、錦織圭(日清食品/世界ランク47位)は、都内で行われたイベント「錦織圭×JALスペシャルテニススクール」に参加し、集まったキッズ60名に、たっぷりテニスの打ち方をレクチャー。第2部では、車いすテニス選手の上地結衣(三井住友銀行/世界ランク2位)トークショーを行った。

【画像】キッズたちに真剣指導をした錦織圭(写真10点)

第1部のテニス教室では、テニスが初めてというキッズも多かったこともあって、「入らなくていいので、ボールを打つことを楽しんでくださいね」とアドバイスした錦織。

続いて各ショットのコツも紹介していく。まずフォアハンドは「ボールがしっかり体の横に来るようにして打つので、足をしっかり動かしてください。あとは適当に打てばコートに入るので(笑) 最初はシンプルに、一番覚えやすくラケットを後ろにそのまま引いていきましょう。肩の後ろまで引いて、リズム的にはワンツーという感じで打ってください」と説明。

続いて両手バックハンドでは、「野球みたいになってもいいので、しっかり最後まで振り切ってください。左手で7割くらい力を入れます。右手は添えるだけ。ほぼ左手で打っていきましょう」と紹介。ボレーでは、「あまり振らないように心がけます。体の横にラケットをセットして足を前に出す。でも、最初は飛ばないと思うので、後ろから前に押し出すように、ストロークよりもコンパクトな感じで打ってみてください」と紹介した。

サーブでは、「僕はサーブがあまり好きではないので(笑)」と言って笑いを誘うと、参加者の中から1人のキッズをリターナーに指名。「センターに行くからね」といいながら、ワイドに打って笑いを巻き起こした。

また得意とするドロップショットでは、「バックスピンをかけるのは、あまりテニスではやりません。バックスピンを使うのは、このショットくらい。相手を惑わすという意味でも(回転を)かけます」と説明した。

キッズたちとのテニスの中では、なんと錦織選手みずから球出しをどんどんやっていく姿も。子供たちにとっては、またとない貴重な経験をした。

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写真=山岡邦彦 Photos by Kunihiko Yamaoka

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