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2021.12.21

テクニック

シングルスとダブルスの基本の戦術をおさらい(プラスα)〈テニス困った時のネタ帳/119のツボ〉[リバイバル記事]

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テニスクラシック・ブレークの別冊付録として好評だった「ネタ帳」を復刻!!

シングルスとダブルス
それぞれの基本の戦術を解説

119回にわたって紹介してきた〈テニス困った時のネタ帳/119のツボ〉。最後に、プラスαとしてシングルスとダブルスの戦術の基本を解説。試合に出場する際には、ぜひここを読んで確認してみてほしい。

※『テニスクラシック・ブレーク』2018年6月号別冊付録に掲載したものを再編集した記事になります

【画像】誌面を見てイメージトレーニングしたい人はこちらから

【シングルス編】

《ストロークでの攻撃時▶︎ストレートに打つべし!》

ストロークで攻撃する際は、ストレート(ダウン・ザ・ライン)を狙うのが基本。ベースラインまでの距離が短いため、相手に時間的な余裕を与えないから。ただし、ストレート方向のネットは高いということと相手の返球範囲に注意したい。


《ストロークでの守備・つなぎ時▶︎クロスに打つべし!》
クロスが基本。(1)ネットが低く、(2)距離も長く取れるため、ミスが減少。また、相手からの返球可能範囲も狭まることになる。
〈シングルス編〉ストロークでの守備・つなぎ時▶︎クロスに打つべし!

《ボレーでの攻撃時▶︎クロスで相手を走らせる!》
クロスでポイントを狙おう。角度をつけると、相手にとっては走る距離が長くなるため、返球される可能性が減るはずだ。
〈シングルス編〉ボレーでの攻撃時▶︎クロスで相手を走らせる!

《ボレーでの守備・つなぎ時▶︎まずはストレートへ!》
ボレーでつなぐ場合は、ストレートが基本。返球範囲が狭くなるため移動距離が少なく、次へのポジションが取りやすいコースとなるのだ。
〈シングルス編〉ボレーでの守備・つなぎ時▶︎まずはストレートへ!

《アプローチショットでの守備・つなぎ時▶︎ストレートが基本!!》
ストレートに打つのが基本。ネットに詰めるまでの移動距離が縮まるから。また、相手からの返球範囲を考えても対応しやすくなる。
〈シングルス編〉アプローチショットでの守備・つなぎ時▶︎ストレートが基本!!


【ダブルス編】

《雁行陣ではクロスが基本》

コート上に2人×2人の選手がいるため、フォーメーションによって打つべきコースが制限されるもの。例えば「雁行陣」だとクロスに打つ必要があり、「並行陣」を崩すなら、センターに打つ(突き球と言います)ことも有効。2人がベースライン付近に立つ「ダブルバック(ツーバック)」では、いかに前におびき出すかが大事になる。

《ポーチに出よう!!》
ダブルスではポーチが非常に大事。タイミングは「相手がスイングを開始した時」。フォワードスイングに入ると、コースを変えにくいからです。ただし、やみくもにポーチに出るのはNG。次の条件を参考に、ポーチにチャレンジしてみよう。

●フォーメーション別ポーチに出ていい時
〈vs.雁行陣〉
 (1)深いボールで相手が崩れた時
 (2)センターにサーブが入った時
 (3)ラリー中、低いボールを持ち上げようとした時
〈vs.並行陣〉
 (1)低いボールをボレーした時
 (2)センターにサーブが入った時
〈vs.自分たちがサーブの時〉
 (1)センターにファーストサーブが入った時
 (2)40-0では、大胆に出てもOK(決めれば、ゲーム奪取)



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写真=山岡邦彦、中川和泉、石塚康隆(以上NBP)