close

2022.01.01

選手情報

US女王ラドゥカヌが隔離影響でメルボルン大会欠場、「私には早すぎます」

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

コロナ陽性の隔離を経験しているラドゥカヌ

やはり、新型コロナウイルス陽性による影響はあったようだ。1月1日、テニス・オーストラリア(協会)は、19歳のUSオープン女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク19位)が、1月4日開幕のWTA250メルボルン大会を欠場すると発表した。

【画像】全豪OPのSNSが公開した練習中のラドゥカヌ


同発表では、「今週、(WTAの大会として)最初に行われるメルボルンのイベントは、隔離からコートに戻ったばかりの私には早すぎます」というラドゥカヌのコメントも一緒に紹介されている。
ラドゥカヌは12月中旬の「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ)に出場予定だったが、直前に新型コロナウイルスの陽性となり、出場を辞退していた。

12月31日に公開した自身のSNSでは、「ここにいられて、とてもハッピー」とメッセージを添えて全豪オープン会場での練習動画を披露。その中で、軽快にラリーをしていたのだが、大会に出るには時期尚早ということだったようだ。

2021年シーズン、ワイルドカード(主催者推薦)で出場したウィンブルドンでベスト16入。そして9月のUSオープンで予選から10連勝を飾り、予選勝者として初めてのグランドスラム優勝を果たしたラドゥカヌ。今シーズンに向けて、11月にはアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)を世界1位へ押し上げたトーベン・ベルツコーチをチームに招へいしている。

テニス・オーストラリアが、“今月後半のプレーを楽しみにしています”と綴っていることを考えると、前哨戦に出場することなく全豪オープンに臨むことになるかもしれない。


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

Photo by Takeo Tanuma