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2022.01.14

選手情報

本玉真唯、フルセットの熱戦も予選決勝で世界111位の中国選手に敗れる[全豪オープン予選]

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本玉真唯、予選決勝で世界111位に敗戦

1月14日、全豪オープン予選最終日、男女予選決勝が行われ、予選第28シードの本玉真唯(島津製作所/世界ランク149位)は、予選第13シードのジェン・チンウェン(中国/同111位)に3-6、7-6(3)、3-6のフルセットで敗れた。

【画像】本玉真唯、予選決勝スタッツ

昨年9月に行われたWTA250シカゴ大会でツアー初出場にしてベスト8入りを果たし、昨年のUSオープンに続いて、グランドスラム2度目挑戦となった本玉。

今大会では、予選1回戦でレカルツァ・ヤニ(ハンガリー/同170位)を 6-1、7-5で、予選2回戦ではリャン・エンシュオ(台湾/同201位)を6-0、6-4で下し、予選決勝に進んでいる。

この日の試合、本玉はロングラリーに持ち込んで相手のミスを誘うも、ジェンに躊躇なくパワフルなショットを叩き込まれ、第2ゲームでブレークを許してしまう。その後、サービスキープを続けた本玉だったが、チャンスを握れず。第1セットを3-6で落とした。

続く第2セット、本玉は先に奪ったリードを守り切ることができず、流れに乗れない。だが、互いに2度のサービスブレークをして迎えたタイブレークでは、3度のミニブレークに成功。試合は最終セットに持ち込んだ。

全豪オープン本戦入りをかけた勝負の最終セット、本玉は果敢に攻めてくるジェンに対し、粘りのプレーを見せる。第6ゲームでブレークを許し、あとがなくなった本玉は最後まであきらめず、コートを縦横無尽に駆けたがあと一歩及ばず。最終セットを3-6で奪われ、予選決勝で敗れた。

今大会予選は、10日から14日まで行われ、3試合を勝ち抜くと本戦に出場することができる。

<日本人女子予選決勝の試合結果>
●本玉真唯(島津製作所/同149位)[28] 3-6 7-6 (3) 3-6 ○ジェン・チンウェン(中国/同111位)[13]

●日比野菜緒(ブラス/世界ランク127位)[15] 6-4 2-6 1-6 ○ルシア・ブロンゼッティ(イタリア/同145位)[26]

※ランキングは1月10日付のもの。[]内はシード数、WC=ワイルドカード

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma