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2022.01.17

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大坂なおみ、前向き宣言。「今はもっとわがままに、ポジティブになる方法を学ぼうとしている」[全豪オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

練習中のバックハンド・スライスにも手応えあり!

1月17日、全豪オープン初日、女子シングルス1回戦でカミラ・オソリオ(コロンビア/同53位)に勝利した前回女王の大坂なおみ(フリー/世界ランク14位)[13]は、記者会見で、「今はもっとわがままに、でもポジティブになる方法を学ぼうとしている」と語った。

【動画】大坂なおみ対オソリオ1回戦ハイライト動画をチェック


「1回戦なので、結果はあまり気にしていない。自分のメンタルがどうだったかを考えるようにしている。自分としては、かなりしっかりしていたと思う。5-0で勝っていて、少し流れが悪くなることもあったが、幸運にも勝利できた。次の試合では、そういう状態にならないようにしたい。今日の試合から学べると思う。もちろん今日はタフな試合だった。若い人と対戦するのはいつもタフ。ただ、正直、以前ほどは気にならなくなった。すでにベテランのような気分。2000年代に生まれた先取たちがたくさんいるような気がして、怖くなるくらい(笑)」と試合を振り返った大坂。

現在、磨いているというバックハンド・スライスについても、「自分でも楽しくなってきたところ。スライスを打つ時にミスが出ても、気にしないようにしているのと、徐々に良いショットになるようにと思う」と手応えを感じた様子だ。

そして会見の中で、語っていたのは、試合中に自分のことを考えるということ。
「オフシーズンに、“またテニスをしたい”と思うようになって。戻りたいと思ったときに戻ってきた。以前なら動揺してしまうような状況もあった気がするけど、今の時点では、ここにいたいからここにいるのであって、楽しいからここにいるのだと思っている。今のうちに楽しみたい」と語ると、「全仏オープンの後、みんなが私を批判しているように感じて、外に出ても周りが…と思ってしまう時期もあったし、スタジアムでプレーするとき、みんなの視線が気になるのは、ちょっと変な感じがする。うまく説明できたかどうかわからないけど、今はもっとわがままに、でもポジティブになる方法を学ぼうとしているところ」と気持ちを前向きにしようとしていると語った。

ターニングポイントとなったのは、“USオープンのあと”なのだという。
「家の中で『この先どうしたいんだろう』といったことを考えていて、『テニスでやりたいことがまだたくさんあるな』と感じることができた。ウィンブルドンには、もう2、3年出場していないので、もう一度出場してみたいし、少しやり残したことがあるような気もするけど、すべてを常に完璧であることは不可能だということもわかっている。落ち込むことがあってもそれを受け入れて、克服する方法を考えなければならない」と自問した中で見つけた答えだと説明した。

また、大坂は続く2回戦で、マディソン・ブレングル(アメリカ/同54位)と対戦することが決まっている。粘り強いテニスからカウンターショットを狙うスタイルのブレングルだけに、ウィナーが飛び交うゲームとなるかもしれない。過去0勝1敗だが、2013年以来対戦はしていない。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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