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2022.01.21

選手情報

元全仏準Vペア二宮真琴/穂積絵莉、第9シードに対してマッチポイントを握るも、フルセットで惜敗[全豪オープン]

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第3セット、タイブレークの末に二宮/穂積が敗戦

1月21日、全豪オープン4日目、女子ダブルス2回戦。二宮真琴(エディオン/ダブルス同ランク41位)/穂積絵莉(日本住宅ローン/ダブルス同56位)は、第9シードのキャロライン・ドラハイド(アメリカ/ダブルス同26位)/ストーム・サンダース(オーストラリア/ダブルス同27位)と対戦。第3セット、土壇場でブレークバックしタイブレークに持ち込んだが、7-5、6(2)-7、6(7)-7で悔しい逆転負けを喫した。

【表】二宮真琴/穂積絵莉2回戦スタッツ

2018年全仏オープンでは、日本人ペアとしてグランドスラム最高成績となる準優勝を果たしている二宮/穂積は、前哨戦のWTA250「アデレード国際2」(オーストラリア・アデレード)でも優勝するなど、好調を維持している。

二宮/穂積はリターンゲームからスタート。二宮のポーチ、穂積のダウン・ザ・ラインウィナーなどでブレークポイントを握るが、いきなりのブレークはならず。続く穂積のサービスゲーム、ポイントをリードされたが、二宮のきれいなポーチも飛び出してキープに成功する。第3ゲーム、サンダースのサーブに対して3度のブレークポイントを迎えたが、決めきれない。

それでも、大胆な強打、絶妙なロブなど、立体的なストロークで揺さぶりをかけ、確実にポーチを仕留める。二宮/穂積が着実にキープしていくと、第11ゲーム、サンダースのサーブをブレーク。そのまま、7-5でセットを先取する。

第2セットは二宮/穂積は1ブレークアップで迎えた第10ゲーム、マッチポイントを迎えるが、さすがは第9シード、見事な粘りを見せてブレークバックされてしまう。その勢いのままタイブレークでもミニブレークを奪われ、第2セットは6(2)-7で落とす。

勝負の第3セット、1ブレークずつ奪って迎えた第7ゲーム、二宮/穂積は14-40とピンチを迎える。1本凌いだものの、ポーチを決められてブレークを許す。
3-5で迎えた二宮のサービスゲーム、マッチポイントとなるブレークポイントを握られながらもキープ。望みをつなぐと、続くサンダースのサービング・フォー・ザ・マッチで、ミスを引き出してブレークチャンスを迎える。1本目は決めきれなかったが、2本目、二宮のリターンが深く決まると、サンダースの返球がオーバー。土壇場でブレークバックに成功。そのまま、タイブレークに突入する。

1本ずつミニブレークを奪い合うと6ポイント目、二宮がリターンで前衛アタックをしかけるとサンダースのボレーがネット。続くポイントでもミニブレークに成功して5-2とするが、直後に5ポイント連取されてしまう。なんとか7-9まで詰め寄ったものの、ここで二宮がダブルフォールト。6(7)-7で惜しくも敗れた。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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