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2022.01.21

選手情報

ダニエル太郎が約1時間練習。明日の3回戦で世界10位シナーと対戦 [全豪オープン]

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リラックスした雰囲気で約1時間練習を行ったダニエル

1月21日、昨日の男子シングルス2回戦で元世界No.1、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク113位)にストレート勝ちを収めたダニエル太郎(エイブル/男子世界ランク120位)。明日行われる3回戦に向け、約1時間の練習で汗を流した。

【動画】ダニエル太郎対マレー全豪2回戦ハイライト(ロングバージョン)をチェック

【動画】ダニエル太郎2回戦オンコートインタビューをチェック

昨夜の劇的勝利後、自身のSNSで「3回戦進出!とても良いプレーができて長い間押し続けれました。今日は日本人の観客も多く応援現地でもテレビでもありがとうございました!また土曜日よろしくお願いします」と応援に感謝を綴ったダニエル。

今日の練習は、現地15時開始予定だったが、約5分前にコートに現れると、シャツを脱ぎ上半身裸で練習開始。まずフォアハンド、バックハンドと軽く素振りをすると、高田充コーチとベースライン中央からラリーを開始。ボールの感触を確かめるように、ゆっくりとしたショットで打ち始めると、徐々にスピードを上げていく。

10分弱打ち合い、一度休憩を入れるとデュースサイドからのクロスコートラリーを約5分プレー。続いて、(ここでTシャツを着て)今度はアドコートからのクロスラリーを約5分行った。その後、アドサイドに立って、バックハンドのクロスラリーを軽く行うと、ボレー対ストロークを約10分間練習。ここでは強打されたボールをボレー、逆に高田コーチをボレー側にした強打も行っている。

再度水分補給のため休憩を取ると15時半から10分ほどサーブ練習。まずはデュースサイドに立ち、高田コーチと話し合いながらワイドにスライスサーブ、センターにフラット系を打ち分ける。そしてアドサイドからもセンター、ワイドとコース打ち。そして、両サイドでリターンも行なった。

昨日も12本のエースを奪うなど、サービスが好調なダニエルは、その要因について「簡単にいうと、練習を増やしたのと筋力とすべての組み合わせだと思います。一番変えたのは、練習時間を増やしたところです」と語っている。

約1時間の練習を終えるとコートの外に待っていたファンにサイン、記念撮影に笑顔で応える姿も見られた。

ダニエルは明日の3回戦で第11シード、ヤニック・シナー(イタリア/同10位)と対戦する(初対戦)。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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