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2022.01.26

選手情報

西岡良仁が綿貫陽介との日本人対決に勝利。今大会での浮上のきっかけを掴みたいところ[テニス・オハイオ選手権]

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綿貫にチャンスを与えず、快勝した西岡

1月26日、ATPチャレンジャーツアー「テニス・オハイオ選手権」(アメリカ・コロンバス)シングルス1回戦、第3シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク119位)は、綿貫陽介(フリー/同265位)と対戦。日本人対決は西岡が6-4、6-4で勝利した。

【SNS】「荷物が無くなったのは初めて」とトラブルを報告した西岡の投稿

前週、西岡は全豪オープン1回戦では予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ/同124位)に敗れ、「勝ち方のイメージが湧かない」とスランプに陥っていると告白。また悪いことに、オーストラリアからアメリカへのフライトで、荷物が行方不明になるというアクシデントにも見舞われていて、荷物が見つからぬまま、手持ちのラケット、シューズで試合に臨むとSNSに投稿している。

第1セット、ファーストサーブ成功率が74%入った西岡は、サーブで押して決めるという展開で第2ゲーム、第4ゲームとラブゲームキープに成功。すると綿貫サーブの第7ゲーム、リターンから攻めてネットプレーを決めるなどで15-40とチャンスを迎える。1本は凌がれたものの、続くポイント、フォアハンドでリターンをクロスに返すと、綿貫のバックハンドがネット。そのまま、6-4で第1セットを先取する。
綿貫も第1セット、5つのエースなど悪くないサーブを打っていたが、第7ゲームでのみポイントを悪くしてしまった。

第2セット第1ゲーム、綿貫のサーブに対して西岡が、リターンで確実に返していく。すると綿貫が3球目のショットを立て続けにミス。西岡が、いきなりブレークに成功する。その後、綿貫は第8ゲームでデュースと粘ったが、ブレークポイントは握れず。結局、西岡は1度のブレークチャンスも与えぬまま、6-4で締めてストレート勝利を果たした。

第1シードには昨年のUSオープンでベスト16に入ったジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/同58位)、第2シードに全豪オープンで2度のベスト8を経験しているテニス・サングレン(アメリカ/同94位)がいるなど、ハイレベルな今大会。西岡にとって浮上のきっかけを掴む大会となってほしいところ。続く2回戦では、J.J.ウルフ(アメリカ/同210位)と対戦する。

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Photo by Takeo Tanuma