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2022.02.05

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シュワルツマン逆転勝利で4強入り、「ファンからの応援が大きな後押しになった」[コルドバ・オープン]

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第2セットから勢いを取り戻したシュワルツマンが逆転勝利

現地2月4日、ATP250コルドバ・オープン(アルゼンチン・コルドバ/クレー)シングルス準々決勝、第1シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/世界ランク14位)は、ダニエル・エライ・ガラン(コロンビア/同127位)と対戦。3-6、6-0、7-5で逆転勝利し、準決勝進出を決めた。

【動画】シュワルツマン対エライ・ガラン準々決勝ハイライトをチェック

【写真】シュワルツマン準々決勝写真館(写真16点)

第1セット第1ゲーム、15-40といきなりブレークチャンスを迎えたシュワルツマンだが、あと1本が奪えず。すると続くサービスゲーム、ファーストポイントでダブルフォールトを犯すと、3本連続でミス。ラブゲームでブレークされてしまう。

第6ゲーム、第8ゲームでもブレークポイントを握られながら、なんとかキープしたシュワルツマン。しかし、ブレークバックのチャンスは訪れず。3-6で第1セットを落とす。このセット、シュワルツマンはエライ・ガランのサーブにタイミングが合わず。リターンで5ポイントしか奪えなかった。

このセット間、シュワルツマンはメディカルタイムアウトを取り、右腹筋のマッサージを受ける。これがコンディションが良くなったか、第2セット、シュワルツマンのリズムが良くなる。
第2ゲーム、ラリーから両手バックでダウン・ザ・ラインへのウィナー、深く打ち込んでミスを引き出すなどで、ラブゲームでのブレークに成功。その後も、エライ・ガランのミスを引き出して第4ゲーム、第6ゲームでもブレークに成功。6-0でセットを取り返す。

勝負の第3セット、互いに2度ブレークを奪って進んでいくと、第12ゲーム、シュワルツマンは18本に及ぶロングラリーの末、ドロップショットを決めてファーストポイントを奪うと、ラリーで主導権を握ってブレークに成功。7-5で締めて、シュワルツマンが逆転勝利を果たした。

「難しい局面でファンからの応援が大きな後押しになった。とても難しい相手だったけど、ベストを尽くせたから勝つことができたよ。記憶に残る試合になった」と試合後に語ったシュワルツマン。続く準決勝では、予選勝者のアレハンドロ・タビロ(チリ/同144位)と対戦する(初対戦)。

準々決勝でセバスチャン・バエス(アルゼンチン/同77位)を6-1、7-6(4)で倒しているタビロは、「大きな結果を出すことを常に夢見ている。これまで苦手だったフォアハンドも練習してきたし、自信もついてきたよ。振っていても気持ちがいい」と語るなど自信がある様子。右腹筋の状態も気になるシュワルツマンにとって、準決勝もタフな試合になるかもしれない。

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