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2022.02.07

選手情報

マレー、全仏オープンを含むクレーコート・シーズンを回避。ウィンブルドンに照準合わせる

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マレー「クレーコートでのプレーは問題を悪化させてきた」

2月6日、「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」(オランダ・ロッテルダム/ATP500)に出場する元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク102位)が、大会前の記者会見に出席。全仏オープンを含むクレーコート・シーズンを欠場することを明らかにした。

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今年最初のグランドスラムとなった全豪オープンに3年ぶりの出場を果たしたマレーは、7日から行われるATP500ロッテルダム大会にワイルドカード(主催者推薦)で出場。1回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同35位)と対戦する。

その本戦スタート前に行われた記者会見でマレーは、「この数年、クレーコートでのプレーは問題を悪化させてきた。そのリスクを負いたくない」として、全仏オープンを含むクレーコート・シーズンを欠場すると明らかに。複数回にわたって手術を行った股関節への影響を最小限に抑えるために必要なことだとした。

ただ、将来的にクレーコートでプレーする可能性がないと断言したわけではなく、「昨年末は忙しかったから、これからの2、3ヵ月はリスクをとらず、芝のシーズンに向けて良い準備をしていきたい」と、2度の優勝を誇るウィンブルドンに照準を合わせて調整していきたいと語った。

全仏オープンに過去11度の出場のあるマレーは、2016年大会で初めて決勝に進出。ノバク・ジョコビッチ(セルビア/当時世界ランク1位)に6-3、1-6、2-6、4-6で敗れた。その後、2017年大会ではベスト4、ワイルドカードで出場した2020年大会では初戦敗退となっている。

※ランキングは1月31日付のもの

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma