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2022.02.09

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デルポトロ、「現役最後の大会になるかもしれない」約2年8ヵ月ぶりの復帰戦で勝利飾れず[アルゼンチン・オープン]

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地元の大声援を受け、第2セットはデルポトロらしいプレーも見せる

現地2月8日、 ATP250「アルゼンチン・オープン」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月7日〜13日)シングルス1回戦、今大会で「現役最後の大会になるかもしれない」と語っているファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン/同757位)が、フェデリコ・デルボニス(同41位)と対戦。1-6、3-6で敗れた。試合後、観客たちは、スタンディングオベーションでデルポトロを称えた。 

【動画】これが地元最後の試合になってしまうのか!? デルポトロも試合終盤に涙&マッチハイライト

第1セット第1ゲーム、ラリーからデルボニスのミスを引き出してデュース、アドバンテージとチャンスをつかむとなんとかつないで幸先よくブレークに成功したデルポトロ。これで会場は大盛り上がりとなる。しかしファーストサーブは時速170キロ台、左右に振られるとミスが出てしまい、ブレークされてしまう。すると、第4ゲーム、第6ゲームでもブレークを許し、6ゲームを先取されて1-6で第1セットを落とす。

このままでは終われないデルポトロ。第2セットに入ると粘りを見せる。
第1ゲームでキープをすると、サーブからチャンスを作ってキープを続けると武器のフォアハンドもスピードを増していく。第7ゲーム、0-40とピンチを迎えたデルポトロ。しかし、ここで3連続ポイントでデュースとする。その後、各々ゲームポイント、ブレークポイントを迎えるが、あと1本決まらない。15ポイント目、デルボニスのフォアハンド・ダウン・ザ・ラインがウィナーに。6度目のブレークポイントを迎えると、続くポイント、デルポトロが放ったバックハンドがサイドアウト。痛いブレークで3-4となる。

なんとかブレークバックしたいデルポトロだったが、先にストロークミスが出る展開で第8ゲームではチャンスを作れず。3-5で迎えたサービスゲームの前、観客から「オーレーオレオレオレーデルポーデルポー」とチャントがコールされると、デルポトロはたまらず涙。タオルに顔をうずめて、しばらくプレー開始ができなくなる。
その第9ゲーム、デルボニスはドロップショットでポイントを重ねてポイントをリード。続くポイントでデルポトロのフォアハンドがネット。15-40とマッチポイントを迎えると、1本しのいだものの、フォアハンドがフレームショットとなり、オーバー。ストレートで敗れた。

5日に行われた記者会見でデルポトロは、「会見を始める前に、しゃべりたいことがあるんだ。この日のために、多くの時間を費やし悩み、想像してきた。みんなが私の復帰を期待しているのはわかっている。これは復帰というより、お別れのあいさつになるかもしれない。続けたい気持ちもあるけれど、私のヒザは悪夢のような状態になっている。何年も前から、いろいろな医師とさまざまな治療を試してきた。でも、まだ解決策は見つかっていない。“さよなら”を言う機会もなく引退するなんて想像もしていなかったけど、それを告げるなら(地元の)ブエノスアイレスほどふさわしい大会はないと思う。数週間後、私の将来がどうなるかはわからないが、33歳の人間として、痛みなく生きていきたいという思いがある。難しい決断ではあるけれど、はっきりさせたかった」と語っている。

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