close

2022.02.11

選手情報

西岡良仁、マナリノに敗戦。ファーストサーブ得点率で差が付く[ダラス・オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

いい展開も作ったが、ブレークチャンスを1度も作れず

現地2月10日、ATP250「ダラス・オープン」(アメリカ・ダラス/2月7日〜13日)シングルス2回戦、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク108位)は、第5シードのアドリアン・マナリノ(フランス/同57位)と対戦。3-6、1-6で敗れた。

【動画】西岡良仁vs.マナリノ試合終了の瞬間をチェック

初戦敗退となった全豪オープンのあと、チャレンジャーツアーで優勝、準優勝と結果を残している西岡、今大会1回戦では、ミッチェル・クルーガー(アメリカ/同166位)にストレート勝利を果たして2回戦に進出。2020年ATPマスターズ1000パリ大会では、6-3、6(5)-7、6-3で勝利しているマナリノとの対戦となった。

第1セットは互いにラブゲーム・キープからスタート。カウンターショットを得意とする両者、探り合いといった感じのロングラリーが多くなる。先にチャンスを握ったのはマナリノ。第4ゲーム、2度のブレークポイントを迎えたが、ここは西岡が凌いでキープに成功する。

しかし、第6ゲーム、ミスが出て15-40とまたもピンチを迎える。バックハンドのダウン・ザ・ライン・ウィナーで1本凌いだ西岡だったが、続くポイント、相手を崩して前に出たところ、ボレーが浮いてマナリノに決められてブレークされる。いい展開も作る西岡だが、このセット、ブレークバックのチャンスは訪れず。3-6で第1セットを落とす。

巻き返したい西岡、だが主導権はマナリノが握る展開に。ロングゲームとなった第3ゲーム、ブレークポイントを凌いでゲームポイントを握った西岡だが、逆を突かれて放ったバックハンドがネットとなりキープならず。結局、14ポイントの末にブレークされてしまう。

続くゲーム、西岡はていねいなショットでラリーを続け、デュースとするが、ポイントを狙いに行ったショットがわずかにサイドアウト。ブレークポイントは迎えられず、キープされてしまう。
これでリズムが悪くなかったか、第5ゲーム、第7ゲームをブレークされてしまい、1-6で敗れた。

この試合、いい展開も作った西岡だったが、ブレークチャンスは1度も作れなかった。スタッツ上、差がついたのはファーストサーブの得点率。マナリノ、西岡共にファーストサーブ成功率は62%だったが、西岡の得点率が44%だったのに対して、マナリノは96%。26本中25ポイントを奪っている。

【関連記事】西岡良仁が内山靖崇にフルセット勝利、準々決勝に駒を進める [クリーブランド・チャレンジャー]

【関連記事】西岡良仁が約3年半ぶりのチャレンジャー大会優勝、「少しずつ自信取り戻していきたいです」 [テニス・オハイオ選手権]

【関連記事】西岡良仁、スランプの苦悩を語る。「この2年間で結果出なかったら多分引退する」[全豪オープン]


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

Photo by Kunihiko Yamaoka/NBP