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2022.02.16

選手情報

サバレンカ、不安定なサーブで崩れかけるも第1シードの意地見せ4年連続初戦突破[ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権]

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サバレンカ、威力満点のショットでコスチュクを撃破

2月15日、「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/WTA500)シングルス1回戦が行われ、第1シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/世界ランク2位)は、序盤こそ不安定な戦いを見せたが、予選勝者のマルタ・コスチュク(ウクライナ/同49位)を6-4、6-1で下し、初戦を突破。試合後には「勝利のために一生懸命戦えた。結果には満足している」と語った。

【画像】トップ10から6人が出場「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」シングルス組み合わせ

今シーズンの開幕から2大会連続で初戦敗退し、全豪オープンでは4回戦に進出。ストロークではパワフルなショットを見せていたが、1試合で20本を超えるダブルフォールトなどサーブが不安定で、メンタルが崩れる場面もあった。

この日の試合もサバレンカはサービスキープに苦しみ、第1セットで3度のブレークを許す。それでも攻めの姿勢を崩さず、力強いショットでコスチュクを攻めたてて、4度のブレークに成功。8本のダブルフォールトがあったものの、第1セットを6-4で奪う。

これで波に乗ったサバレンカ。第2セットではコスチュクのセカンドサーブを叩き、一気に試合を決めにかかる。第3ゲームでサバレンカがブレークし、0-1から6ゲームを連取。4年連続4度目の初戦突破を果たした。

試合後、サバレンカは「タフな試合だった。彼女はとてもいいプレーをしていたし、私もこの勝利のために一生懸命戦った。この結果にはとても満足している」とコメント。第1セットのブレーク合戦については、「いつ自分のサーブを見つけられるかわからない。自分のサービスゲームで一生懸命取り組んで、いつの日かダブルフォールトがなくなるか、少なくとも10本以下になることを信じている。子のサーブでも勝つことができたのは本当にうれしい」と、いまだ解決策は見つかっていないながらも勝利できたことを喜んだ。

2回戦でサバレンカは、2013年大会のチャンピオンであるペトラ・クビトワ(チェコ/同25位)と対戦する。

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