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2022.03.01

選手情報

スビトリーナ、3団体にロシア、ベラルーシの選手を中立の立場で参加させるように要請。未決定なら明日の試合は欠場すると宣言

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IOCの決定を受けて3団体に要請をしたと発表したスビトリーナ

3月1日、エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/世界ランク15位)は、SNSを更新。IOC(国際オリンピック委員会)の勧告を受けて、ATP、WTA、ITFにロシア、ベラルーシの選手を中立の立場で受け入れ、いかなる国の象徴、色、旗、国歌も表示しないように要請。受け入れられない場合、明日の試合を欠場し、ロシアまたはベラルーシのテニスプレーヤーとの試合も行わないと宣言した。

【SNS】スビトリーナのメッセージがこちら

スビトリーナはSNSで「現在の状況では、私たちの組織、ATP、WTA、ITFの3団体が明確な立場をとることが必要だと考えています。そのため、我々ウクライナの選手は、ATP、WTA、ITFに対し、IOCの勧告に従い、ロシアやベラルーシの国民を中立の立場で受け入れ、いかなる国の象徴、色、旗、国歌も表示しないように要請しました。私たちの組織がこの必要な決定を下すまで、明日のモンテレイ(メキシコ)でのプレーも、ロシアまたはベラルーシのテニスプレーヤーとの試合も行わないことを発表したいと思います」とATP、WTA、ITFに対応するように要請したと発表。

続けて「私は、ロシアの選手たちを責めるつもりはありません。なぜなら彼らに、私たちの祖国を侵略した責任はありません。また、戦争に反対する立場を勇敢に表明したすべての選手、特にロシア人とベラルーシ人に敬意を表したいと思います。彼らの支援は必要不可欠です」と支援が必要だと綴っている。

IOCは昨日、侵攻を受けているウクライナの選手が競技に参加できない現状を鑑み、「国際競技連盟およびスポーツイベント主催者に対し、ロシアおよびベラルーシの選手および役員の国際競技会への招待や参加を許可しないよう勧告する」と決議。不可能な場合は、「中立の選手または中立のチームとしてのみ受け入れられるべきである。国のシンボル、色、旗、国歌を掲げてはならない」と発表している。

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写真=田沼武男