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2022.03.10

選手情報

元全仏女王20歳のシフォンテク、反戦を表してウクライナの国旗リボンを付けてプレー「連帯感を示したい」[BNPパリバ・オープン]

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長文で思いを綴ったシフォンテク

3月10日、元全仏女王でイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク4位)はSNSに、ロシアによるウクライナ侵攻についての思いを掲載。ウクライナへの連帯感を示すため、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)でウクライナの国旗の色をした小さなリボンをつけて試合をすると綴った。

【SNS】シフォンテクの長文メッセージがこちら

「私はこの戦争と罪のない人々の苦しみに反対しています。象徴的にでもウクライナとの連帯を示したいので、インディアンウェルズではウクライナの国旗の色をした小さなリボンをつけて試合をするつもりです。もし、他の選手もこの象徴的なジェスチャーでウクライナをサポートしてくれるなら、私たちはこのリボンをもっとたくさん用意し、皆さんにお渡しすることができるのです」と反戦の意を込めたリボンを付けてプレーするとしたシフォンテク。このリボンは、WTAやATPなどのテニス統括団体が8日に表明した「Tennis Plays for Peace」キャンペーンの一つである。

続けて「私はまだ20歳で、人生経験も浅いので、戦争に直面したときにどのように支援すればいいのか、正確に知っているふりをするつもりはありません。私は適切な組織である自分のチームを信頼しています。人道支援活動や赤十字などポーランドが組織的に人々をサポートしていることに、価値があると思っています。ウクライナ人の強さと勇気を尊敬していますし、国境で支援するポーランドの人々を誇りに思っています。援助は、苦しみに対する私たちの最初の反応です。おそらく長期的にも必要でしょうから、人道的危機の管理について長年の経験を持つNGOを支援するのは良いことだと思います」とウクライナ人の強さと勇気、そして自国であるポーランドの人々を誇りに思うと自身の思いを語る。

さらに、「アスリートとして、またポーランド人として、ウクライナのテニスプレーヤーに連帯感を示したいと思います。これまでの試合は、彼らにとって非常に困難であったと同時に、非常に重要なものであったと思います。また、自分たちの仕事をすること、つまりプレーすることが重要だと思います。私たちがプレーし勝利することは、サポーターにとって重要なことであり、これは大きな特権で、責任でもあるのです。

私は、スポーツが人と人をつなぐものでありたいと思っています。今日、スポーツは戦争に反対し、私たちが取ることのできる支援で人々をつなぐことができます。今、ここだけでなく、長期的に、私たち一人ひとりができることに目を向けてください。私は今、この戦争に反対し、助けるための力と可能性を持っていることに感謝しています。私は人を裁くのではなく、できる限りウクライナを支援しようと思っています。私たちはウクライナと連帯し、自分にも他人にも親切にすることができます。

最近、インターネットには貴重な行動や情報がたくさんあります。私は、自分の言葉が一部の人にとって重要であることを認識していて、この戦争と罪のない人々の苦しみに対して私の抵抗を示すことが非常に重要であると考え、この文章を書いています。同時に、この厳しい時代にテニスに喜びを見出したいと思っている人がたくさんいると思うので、インディアンウェルズから少し投稿してみようと思います...。安全に、そして強く生きてください」と“できる限りウクライナを支援する”と宣言している。

個々が持つ力は微力かもしれない。しかし、それが積み重なれば…。すでに多くの選手が、反戦の意を表しているテニス界。それらも作用し、ウクライナにおける悲惨な現状が1日でも早く止まることを願ってやまない。

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写真=田沼武男

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