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2022.03.23

選手情報

ナダルが肋骨骨折で最長6週間離脱「せっかく良いスタートを切ったのに、ショックで悲しいです」

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ナダル「できることは、回復後に辛抱して頑張ることだけ」

3月23日、ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)はSNSを更新し、肋骨に疲労骨折が見つかり、4〜6週間の休養に入ると発表した。ナダルは、クレーコート・シーズンまで休養すると宣言。今週の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000/3月23日〜4月3日)は欠場している。

【SNS】ナダルの骨折告白のツイートをチェック

ナダルは「みんな、こんにちは。スペインに戻り、違和感を抱えながらプレーしたインディアンウェルズ決勝の後、検査のためにメディカルチームのもとへ直行したよ。結局、肋骨の1本に疲労骨折が見つかり、4~6週間ほど休養することになった。良いニュースではないし、こんなことは予想していなかった。せっかく良いスタートを切ったのに、ショックで悲しい。とても良い気持ちで、良い結果を残しながら、今年の大事な時期に臨んでいた。でも、元々闘争心と克服しようという精神は持っているので、これからできることは、回復後に辛抱して頑張ることだけ。改めて、皆さんのご支援に感謝します」と綴っている。

仮に4週間で練習開始となっても、4月中旬。過去12度優勝している地元大会、ATP500バルセロナ・オープン(4月18日〜24日)の欠場は濃厚となり、14度目の優勝を狙う全仏オープン(5月22日〜6月5日)までの準備期間も短くなる。

ナダルは前週の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)で決勝進出を果たしたが、テイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)にストレート負けで準優勝。

その試合中、2度フィジオから治療を受けていて、記者会見では「正直痛かった。呼吸がうまくできなかったんだ。肋骨に何かあるのか、まだわからない。呼吸をしているとき、動いているとき、ずっとこの中に針が刺さっているような感じだった。痛くてちょっとめまいがする。痛みだけでなく、呼吸にも影響があるので、苦しい」と語っていた。

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