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2022.04.01

選手情報

来週新世界No.1となるシフォンテクが決勝進出、大坂なおみと2度目の対戦へ[マイアミ・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ペグラに勝利して、16連勝となったシフォンテク

現地3月31日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス準決勝、第2シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク2位)は、第16シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同21位)に6-2、7-5で勝利。決勝で大坂なおみ(フリー/同77位)と対戦することが決まった。

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WTA1000ドーハ大会から15連勝中のシフォンテクは、第1セット、ペグラのセカンドサーブを積極的に叩いていくと、第3ゲームで18ポイントの末にブレークに成功。さらに第7ゲームでもブレークして6-2でセットを先取する。
続く第2セットは、激しい攻防を展開。3ブレークを許したものの、逆に4ブレークを奪って7-5。ストレート勝利で16連勝を飾り、前大会からの連続セット奪取を17に伸ばした。

「低いボールを打ってくるのが彼女のスタイル。本当に激しい試合だったので、すべてを出し切らないといけなかった」と試合後に語ったシフォンテク。

決勝で対戦する大坂とは、過去1度だけ対戦。2019年のWTA1000トロント大会3回戦で対戦し、6(4)-7、4-6で敗れている。その試合後には「負けたけど、あの試合は自分にとってかなり重要な試合だった」と語っていたシフォンテクだが、「バックハンドのクロスコートのラリーがとても良かったのを覚えている。お互いに本当にギリギリのところでやっていたし、どちらもミスをしなかったの。彼女も、それについて『かなり驚いた』と言っていたと記憶している。かなりいい経験だったし、最高のプレーヤーはブレークダウン、ブレークポイントを迎えたりした時に、サーブをしっかりキープするんだなと大事な局面で思った。今の私は、そういうことができる選手だと思う。あの試合を思い出すと、自分がどれだけ進歩したかがわかるから、本当に誇り」と、大坂との試合が自身の成長を確かめる一つの指針だとコメントしている。

大会前、アシュリー・バーティ(オーストラリア/同1位)が現役を引退。それを受けて、シフォンテクは来週月曜日に更新となるランキングで、新世界No.1となる。1位になる直前の試合と聞かれて、「確かに興奮しています。でも一方で、この決勝で最も重要な事は、これは他の試合と同じということです。本当に、私のルーティンを変えたくないですし、態度も変えたくないと思っています。他の試合と同じように臨むつもりです」と平常心で決勝を戦いたいと語った。

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