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2022.04.01

選手情報

大坂なおみ、東京五輪金メダリストの世界28位ベンチッチに逆転勝ち。約1年2ヵ月ぶりの決勝進出[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、3連敗中の苦手ベンチッチに逆転勝利

現地3月31日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス準決勝、大坂なおみ(フリー/世界ランク77位)は、東京オリンピック金メダリストで第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同28位)と対戦。4-6、6-3、6-4の逆転で下し、昨年2月の全豪オープン以来の決勝進出を果たした。

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同じ1997年生まれの大坂とベンチッチ。過去の対戦成績では大坂の1勝3敗で、2019年シーズンに3大会で対戦しており、3連敗を喫している。今回の対戦は、2019年USオープン以来、約3年1ヵ月ぶりとなった。

第1セット、第2ゲームで大坂は2本のブレークポイントを握るも、ベンチッチのサーブポイントでしのがれる。すると、直後のゲームでファーストサーブが入らず、ベンチッチがリターンから果敢に攻撃。大坂は先にブレークを許した。

さらに、ラリー戦で有利な展開を作れない大坂。第5ゲームでもサービスゲームを破られてしまう。大坂は、第6ゲームで一つブレークしたものの、追いつけず第1セットを4-6で今大会初めてセットを落とした。

第2セット、第1ゲームのピンチをしのいだ大坂。第2ゲームでベンチッチのダブルフォールトでブレークポイントを握ると、ストローク戦を制してブレークに成功する。第3ゲームではブレークバックを許したが、第6ゲームで再びブレーク。力のあるストロークを見せ、6-3でセットを奪い返した。

勝負の最終セット、互いにブレークポイントを握るもあと1本が奪えない状況が続く。2-2で迎えた第5ゲーム、丁寧なストロークでベンチッチを追い込んだ大坂。リターンから攻めて、ベンチッチのサービスゲームを破る。その後も力強いストロークで左右に揺さぶり、第7ゲームでもブレーク。第8ゲームをブレークされたがリードを守り切り、昨年2月の全豪オープン以来、約1年2ヵ月ぶりの決勝進出を果たした。

勝利した大坂は、決勝で第2シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/同2位)と第16シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ/同21位)の勝者と対戦する。

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