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2022.04.14

選手情報

アルカラス、クレーコートへの順応できず初戦敗退。自身に失望も「こういう敗戦も時には必要」と前向き[ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]

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Photo by Getty Images

アルカラス「クレーコートはもっと準備しないといけないね」

現地4月13日、「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)シングルス2回戦が行われ、第8シードのカルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク11位)は、セバスチャン・コルダ(アメリカ/同42位)に3時間2分の激闘の末に6(2)-7、7-6(5)、3-6で敗戦。試合後には、クレーコートへの順応の難しさを口にしたものの、「こういう敗戦も時には必要」と語った。

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3月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)でベスト4、そして「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)では、史上最年少18歳11ヵ月で優勝を果たしたアルカラス。

勢いに乗って今大会に臨んだものの、初戦となったコルダ戦では強風も相まってか、ミスショットが多く、フルセットの末に競り負けた。

試合後の会見でアルカラスは、「クレーコートでのプレーはハードコートとは全く違うんだ。ポイントは長いし、スライスも多くなる。自分のプレーをクレーコートに合わせなければいけない。移行はとても大変なんだ」と、ハードコートからクレーコートへの移行が簡単ではなかったとコメント。いくらマスターズ大会を優勝したからといって、10日ばかりで調整できるほど簡単ではないと言う。

アルカラスにとっては悔しい結果となってしまったが、クレーコート・シーズンの集大成は、5月22日に開幕する全仏オープン。「自分自身に少し失望したよ。何度も勝てるチャンスがあったからね。でも、こういう敗戦も時には必要」と敗戦を前向きに捉え、歩みを止めない。

「(マイアミ大会後)2、3日休んでモンテカルロに来た。クレーコートへの移行期間として3、4日トレーニングすれば十分だと思っていたし、最初の試合としては良い試合ができたと思う。でも、やはりクレーコートはもっと準備しないといけないね」と、さらなるトレーニングを積んで、これからのクレーコート大会を過ごしていきたいとした。

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