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2022.04.15

選手情報

内藤祐希、内島萌夏、青山修子/柴原瑛菜ペアが勝利して3連勝[2022 ビリー・ジーン・キング・カップ]

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©️公益財団法人日本テニス協会

3連勝で4日目、韓国と対戦へ

4月14日、トルコ・アンタルヤで開催中の「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ アジア/オセアニア・グループ1部」3日目、日本は、ニュージーランドと対戦。シングルス2戦、ダブルス1戦と全勝で3勝目をあげた。

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センターコートで行われた試合、まずシングルスNo.2に登場したのは、内藤祐希(亀田製菓/世界ランク229位)。試合後、「今日は入りが硬くて、ゲームは取れていたのですが、自分の流れにはあまり持っていけなくて、最後までちょっと硬くて、あまり思い通りにはいかなかった」と反省を語った内藤だが、ヴァレンティーナ・イワノフ(同1342位)に対して、1ブレークを奪われたものの、逆に3ブレークを奪って6-2でセットを先取する。第2セット第1ゲーム、4度のブレークポイントを凌ぐと続く第2ゲームでブレークに成功。4-1で迎えた第6ゲームでもブレークに成功して6-1。ストレート勝利を果たす。

続いてシングルスNo.1、初代表の内島萌夏(フリー/世界ランク208位)がペイジー・フーリガン(同462位)を圧倒。第1セットを、相手のサービスゲームすべてをブレークして6-0で奪うと、第2セット第3ゲームでブレークを許したものの、相手にサービスゲームをキープさせず、6-1。わずか46分で日本チームの勝利を決めた。「本当に今日は完璧に近い試合ができたのでよかったです」と内島。残る2試合に向けて、自信を持てる試合ができたのは日本チームにとっても大きいはずだ。

そしてダブルスは、エースペアの青山修子(近藤乳業/同ダブルス8位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同ダブルス7位)が登場。エリン・ラウトリフ(ダブルス同35位)/ペイジー・フーリガン(ダブルス同344位)と対戦した。
まず第1セット第1ゲーム、いきなりブレークされる展開となったが、逆に3ブレークを奪い返して6-3でセットを先取した青山/柴原ペア。続く第2セットは、2ブレークずつで奪い合い、4-5で迎えたゲームでブレークされてセットを落としたものの、仕切り直しの第3セットで6-2。3戦全勝でニュージーランドを下した。

アジア/オセアニア・グループ1部には、日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6ヵ国が出場。総当たりリーグ戦を行い、上位2ヵ国が今年11月に行われるプレーオフ進出権を獲得。そのプレーオフで勝利となれば、2023年のファイナル進出を決めるファイナル予選に進出できる。大会4日目(4月15日)、日本は韓国(2勝1敗)と対戦する。

日本チームのコメントは以下のとおり。

★土橋登志久監督
Q.ニュージーランド戦を振り返って
「3試合ともに意味があったと思います。最初のシングルス2つに関しては、それぞれ2試合目ということで、かなり精度が上がっていて、相手を上回りました。1試合目よりも良かったということが、明日以降にいいつながりを持てたと思います。ダブルスは、相手も本当に素晴らしかったということもあって第2セットは、競った場面を取りきれなかったですが、ファイナルセットで見事に修正した。青山、柴原がさすがだったと思いますし、これからの対戦を考えると今日のような競った試合をやっておくというのは、我々にとって大きな気がします。最高の準備をして、明日の韓国戦に向けて準備をしたいと思います」

Q. 明日の韓国戦に向けて
「やることは今までどおり、チームワークをもってやりぬくということとすべてを受け入れるということ。それが我々の今回のチームのスローガンになっているので、それを全うするために、最高の準備と最高のサポートをしていきたいと思います。相手も素晴らしいチームだと思いますので、すごく楽しみにしています」

★内藤祐希
Q. 試合を振り返って
「入りが硬くて、ゲームは取れていたのですが、自分の流れにはあまり持っていけてなくて。最後までちょっと硬くて、あまり思いどおりにはいかなかったんですけど、それでも、チームの勝利につなぐことができてうれしいです」

Q. 今回はセンターコートでの対戦
「初めてのセンターコートでの試合だったんですけど、(出場した)初日とは違い、やはり風が舞っている感じがあって、ほかのコートより風が強く感じたので、そこが少し難しかったんですけど、なんとか、マネジメントして勝つことができたので、良かったです」

★内島萌夏
Q. 今日の試合を振り返って
「昨日よりも自分らしいプレーが最初からできました。緊張感もあったんですけど、昨日よりは良くなってきて、本当に今日は完璧に近い試合ができたのでよかったです」

Q. 韓国戦、中国戦に向けて
「残りの2戦、もちろんタフな戦いになることはよくわかっているのですが、日本チームは全員、今いい流れができているので、明日、明後日とまた自分らしいプレーができるようにしっかり準備してまた頑張ります」

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