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2022.04.19

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「正直に言うと辞めようと思っていたの」今週からツアー復帰となる元全米女王アンドレスクが衝撃告白

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「競争したり、自分を追い込んだりする時の炎が恋しくなった」

“2022年のテニスシーズンに向けて、じっくりと考え、トレーニングをして準備を整えていきたい”として全豪を欠場。その後も、休養していた2019年USオープン女王のビアンカ・アンドレスク(カナダ/世界ランク121位)が、今週開催のWTA500「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト)で約半年ぶりのツアー復帰を果たす。大会前の記者会見では、「正直に言うと、私はこのスポーツを辞めようと思っていたの」と衝撃告白もした。

【写真2点】会見で衝撃告白をしたアンドレスク

「またプレーできることがとても楽しみ。この2、3ヵ月、かなり大変だったけど、自分自身を見つけたような気がしている。このゲームに対する情熱が本当に強くなり、このスポーツが本当に好きなんだと実感した。2年半、いろいろな積み重ねがあって、もう何もかもが嫌になったの。私は、グランドスラムで勝ちたいとかでなく、もっと大きなことをしたい。よりよい世界にするために、貢献したい。テニスはそのための私の道だと実感している。確実に準備ができているわけではない。でも、十分な準備ができたと思う。コートの上で自分に挑戦しないことに、ちょっと飽きてしまったの。競争したり、自分を追い込んだりする時の炎が恋しくなった。だから、プレーを始めたらいいんじゃないかと思った」と記者会見で語ったアンドレスク。

そもそもなぜ休養するに至ったのか? WTAの取材に対して、「以前は、他人からのプレッシャーではなく、自分自身にかけるプレッシャーが大きく、常にストレスを感じていた。私が休みを取ったのは、そんなことではいけないと気づいたからな。私はそれを習慣にしてしまっていて、とても不健康だった。自分の結果と自分を重ね合わせすぎていた。負けたら、自分が嫌いになり、気に入らないプレーがあっても、自分に厳しくしていた。私は自分にとても批判的で、とても不健康でした。人からあれこれ言われ、それを最大限に吸収していて、何から何まで閉ざされているような気がしていた。閉じこもってしまったの」と自分に対して過度なプレッシャーをかけていたと回答。

「今回の休養で、とても気分が良かったのを覚えている。その学んだことをツアーにも持ち込むつもり。瞑想のようなものよ。毎朝、生涯を通じて同じルーティンを行っていく。それは、人が成長するために必要な筋肉だと思う」と休養期間中、テニスを離れ、瞑想やヨガ、テレビゲームを楽しむ中で得たものを日常生活に取り入れると明かしている。

2019年に19歳でUSオープンを制したアンドレスクは、同年末のツアー最終戦で左ヒザを負傷。今年の全豪オープンで15ヵ月ぶりに復帰を果たした。その後、マイアミ・オープン(WTA1000)で準優勝と成績を残したアンドレスクだったが、昨年4月に新型コロナウイルスの陽性になって以降、調子が上がらず。昨年12月、「オーストラリアでシーズンを開始せず、2022年のテニスシーズンに向けて、じっくりと考え、トレーニングをして準備を整えていきたい」と語っていた。

「競争したり、自分を追い込んだりする時の炎が恋しくなった」と再びテニスへの情熱を取り戻したアンドレスク。今後、どんな活躍を見せるか。グランドスラム・チャンピオンの復帰で、WTAはさらにおもしろくなりそうだ。

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