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2022.04.21

選手情報

大坂なおみ、今季初のクレーコート大会として主催者推薦で「マドリード・オープン」に出場

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Photo by Getty Images

大坂なおみら5名が「マドリード・オープン」のワイルドカードを獲得

4度のグランドスラム優勝を誇る世界ランク35位の大坂なおみ(フリー)が、4月28日に開幕する「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)にワイルドカード(主催者推薦)で出場すると、WTAが発表した。

【画像】新シューズとともにクレーコートの戦いを楽しみにした大坂なおみ

今シーズン、大坂は4大会に出場。全豪オープン3回戦で敗れると、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)では、ヤジに涙を流して2回戦敗退と苦しんでいた。

しかし、続く「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)でアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同17位)や全豪オープン準優勝のダニエル・コリンズ(アメリカ/同8位)らに勝利し決勝に進出。現世界ランク1位のイガ・シフォンテク(ポーランド)に敗れたものの、「次の大会では優勝できるように、また練習を始めたい」と語り、やる気をみなぎらせた。

その次の大会となるのが「ムチュア・マドリード・オープン」。大坂は、苦手とするクレーコートでの戦いについて、「真剣に取り組もうと思っている」としており、「動きさえ良くなれば、うまくいく気がする。私はグリーンクレーで育ったから、それほど異質なものではないはず。昨年のマドリードでは、(アリーナ・)サバレンカが優勝しているし、私にもチャンスがある」と、決して悲観はしていない。

同大会に過去3度の出場を果たしており、2019年のベスト8が最高成績となっている大坂。今年はその壁を乗り越えられることを期待したい。

なお、本戦ワイルドカードは大坂の他、2020年全仏オープン以来のツアー出場となるリオ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ/ランキングなし)やマルタ・コスチュク(ウクライナ/同52位)、ジェン・チンウェン(中国/同70位)、リンダ・フルヴィルトワ(チェコ/同204位)に与えられている。

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