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2022.05.02

選手情報

大坂なおみ、左足のアキレス腱負傷で満足に動けず「自分のやりたいプレーができなかった」[マドリード・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ、1回戦で左足アキレス腱を負傷「体が冷えるとひどくなった」

現地5月1日、「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード/WTA1000)シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク36位)は、地元スペインのサラ・ソリベス・トルモ(同47位)に3-6、1-6のストレートで敗戦。試合後の会見では、左足のアキレス腱を痛めていたことを明かし、「検査を受けて何が起こったかを確認して前に進んでいく」と語った。

【動画】大坂なおみ、試合巧者のソリベス・トルモに敗戦 マッチハイライト

大坂にとって今年最初のクレーコートでの試合となった今大会。1回戦でアナスタシア・ポタポワ(同78位)を6-3、6-1で破ったものの、アキレス腱の異変は試合直後に起きていたという。

「正直、試合(1回戦)では感じなかった。けれど、コートを出る時にちょっと足を引きずったような感じがして、『どうしたんだろう?』と。体が温まっている時には感じなかったんだけど、運動をやめて体が冷えてくると、だんだんひどくなってきた」

そして、試合当日の朝には、その痛みは10段階中4に収まっていたとし、以前にも痛めたことがあるという大坂は、この程度の痛みはアスリートにとってよくあるものだとして、体が温まれば影響はないだろうと考えていたと言う。だが、実際はウォーミングアップの時点でさらにひどくなり、試合中にトレーナーから処方してもらった痛み止めを飲んだ。

しかし、最後まで動きは戻らずストレートで敗戦。「自分のやりたいプレーができなかったというか、制限されていたような気がする。前の試合からもっとうまくできると思っていたことができなかった。自分でも何をすればよいのか、よくわからなかった」と、ソリベス・トルモの高い弾道のショットや低い打点で打たされるスライス、試合を通して3本だったミスの少なさに対し、打開策を見いだせなかった。

5月9日からは「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/WTA1000)がスタートし、大坂は出場予定としているが今回の怪我で白紙に。「たぶん超音波検査を受けて、何が起こったのかを確認し、それからチームと前に進んでいくことになると思う」と今後の予定を明かした。

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