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2022.05.06

選手情報

大注目ジョコビッチvs.マレー、ライバル対決はマレーの病気のため実現せず [ムチュア・マドリード・オープン]

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世界No.1経験者によるライバル対決は次回にお預けに

37回目の注目対決は幻に終わった。現地5月5日、ATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」(5月1日〜8日/スペイン・マドリード)シングルス3回戦、第1シードで現世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/同78位)による注目対決が組まれていたが、マレーが病気により棄権に。ジョコビッチが準々決勝進出を決めた。

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同じ1987 年生まれ、誕生日が1週間違い(マレーが5月15日、ジョコビッチが同22日)というライバル同士の37回目の対決として、注目されていたが、実現はまたの機会となった(対戦成績はジョコビッチの25勝11敗)。大会は、「残念ながら、アンディ・マレーは病気のため、マノロ・サンタナ・スタジアムでプレーすることができません。一日も早い回復を祈っています」と声明を発表している。病気の詳細については明らかになっていない。

マレーは、当初クレーシーズンはプレーせず。グラス(芝)シーズンに備える予定だったが、今大会のワイルドカード(主催者推薦)を得て急きょ出場。1回戦、手首の故障から復活を目指すドミニク・ティエム(オーストリア/同91位)に6-3、6-4でストレート勝ち。2年ぶりとなるクレーコートの試合で勝利すると「今夜は自分がどうプレーしたいのかがはっきりしていたよ。大事な場面で、頭がクリアで、考えがはっきりしていることが助けになる。今夜は本当によくできたと思う」と快心のプレーができたとコメント。続く2回戦では、第14シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同14位)を6-1、3-6、6-2とフルセットの末に下して3回戦進出を果たしていた。

ジョコビッチは続く準々決勝、第12シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同14位)と対戦する。

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