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2022.05.12

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24連勝! 世界1位シフォンテクが3ゲームしか奪わせず、初戦を突破[BNLイタリア国際]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「かなり手ごたえのある試合だった」と語ったシフォンテク

現地5月11日、WTA1000「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ)シングルス2回戦、第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク1位)は、ラッキールーザー(敗者復活)で出場のエレナ・ガブリエラ・ルース(ルーマニア/同57位)と対戦。6-3、6-0、1時間8分で勝利して連勝記録を「24」に伸ばした。

【動画】“わずか1時間8分で勝利!!”シフォンテク対ルースハイライト動画をチェック

第1セット第1ゲーム、強烈なリターンで主導権を握り、いきなりブレークしたシフォンテクは第5ゲームでもサービスを破って4-1とする。しかし、久しぶりの試合ということもあってか、第6ゲーム、第8ゲームとブレークを許したものの、逆にルースにキープを許さず。第7ゲーム、第9ゲームと奪って6-3でセットを先取する。

これでエンジンが暖まったか、第2セット、シフォンテクは正に圧巻のプレーを披露。広角に打って走らせ、緩急を使い、コースで逆を突く。強打を武器とするルースに、いい体勢を作らせず、6-0。わずか1時間9分で試合を締めた。

記者会見でシフォンテクは「今日はリズムに乗ることができたと思う。試合の中でいくつかレッスンを課して、向上させることができたので、とても良かった。かなり手ごたえのある試合だった」と満足いく初戦だったとコメント。

さらに「今は、ハードコートやクレーコート問わず、最高のフィーリングを得られるように、テクニックを変えていくことに、フォーカスしているの。プレー全体を通して改善したいことがある。まだ20歳なので、これからいろいろなことができると思っている。フォアハンドだけでなくすべてをね」と現在、コーチと共に技術面を磨いているところだと説明。お手本とするのは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/男子同1位)、ラファエル・ナダル(スペイン/同4位)、ロジャー・フェデラー(スイス/同46位)のビッグ3だという。

大会中の練習では、ナダルやジョコビッチとも話をするシーンが見られたシフォンテクは「ビッグ3はとても安定したプレーを見せている。私もああなりたいという気持ちがある。女子テニスの場合は、ちょっと違うところもあるけど、彼らは本当に良いお手本。最も尊敬しているのは、その安定感なの」と答えている。

続く3回戦は、元世界1位のビクトリア・アザレンカ(同16位)と対戦する(過去1勝1敗)。「クレーコートで彼女と練習試合をする機会もなかったので、どんな試合になるかわからないわ。これから、プレーを分析する予定。それでも戦術的には準備万端よ」とシフォンテク。果たして、さらに連勝を伸ばすことになるだろうか。


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