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2022.05.23

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19歳アルカラス、快勝で2回戦へ「優勝候補の一人だと思われていることが、モチベーションになっている」[全仏オープン]

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見事ロンデロを攻略したアルカラス

現地5月22日、「全仏オープン」男子シングルス1回戦、19歳にして優勝候補の一角となっている第6シード、カルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク6位)が、ファン・イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン/同141位)に6-4、6-2、6-0でストレート勝利。試合後には、「優勝候補の一人だと思われていることが、モチベーションになっている」と語った。

【動画】“19歳アルカラス”のスーパーショットとゲームハイライト

1年前、115位だったアルカラスは予選を勝ち抜き、全仏オープンで初の本戦入り。3回戦まで駒を進めている。当時は、ツアー優勝もなし。“有望”と言われるティーンエイジャーの一人に過ぎなかったが、今ではATPマスターズ1000大会2つを含む5大会で優勝を果たしてランキングも6位にジャンプアップ。ATPマスターズ1000「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン・マドリード)では、ラファエル・ナダル(スペイン/同5位)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)とビッグネームを次々と倒してトロフィーを掲げるなど、テニス界で最も勢いに乗っている選手に。今大会でも優勝候補の一角と見られている。

第1セット、さまざまなコースへのショットを試すかのように相手を振っていくアルカラス、強烈なサーブ、フォアハンドで先に先にと展開しようとするロンデロが、互いにブレークチャンスを与えることなくキープ合戦となる。拮抗した展開の中で、先にチャンスを掴んだのはアルカラス。4-5で迎えたリターンゲーム、相手のダブルフォールトでデュースとなると、続くポイントでミスを引き出して、このセット初のブレークチャンスを作るとこのチャンスを見逃さず。続くポイント、ロンデロのセカンドサーブを回り込みフォアハンドで強打。その返球がネットとなってブレークに成功し、6-4でセットを先取する。

この第1セット以降、徐々にアルカラスのショットが良くなっていく。ロンデロのサービスに対して常にプレッシャーをかけていくと、第2セットは2ブレークを奪って6-2。さらに第3セットはロンデロを正に圧倒。6-0で締めて、1時間50分、初戦勝利を収めた。

この試合、アルカラスは、アンフォーストエラー25本で22本のウィナーを記録。ファーストサーブ成功率こそ61%と高くはなかったが、その内83%(34/41)をポイントに。1本もブレークチャンスを与えることなく勝利と、初戦としては申し分ない数字を残している。

「最初こそ難しかったけど、素晴らしいスタジアム、素晴らしいコートでプレーできることは、いつも特別なこと。フィリップ・シャトリエ(センターコート)での初戦のパフォーマンスに本当に満足しているし、もっとあのコートで試合をしたいと思った」と記者会見の冒頭で語ったアルカラス。

注目度が高くなっている今大会ではあるが、「大会や試合のことだけに集中しようと思っているよ。SNSや皆さんは、僕のことを話しているかもしれないけど、自分が何を改善すべきか、試合で何をすべきかを毎日やらないと。いつも言っているけど、世界最高の選手であっても、毎日向上しなければならない世界なんだ。僕の場合は世界最高ではないけどね。ラファ(ナダル)も『毎日、常に向上している』と言っている。僕も、毎日少しずつ改善していかなければならないんだ」と自分のことに集中して戦うのみと明かしている。

続く2回戦、アルカラスは同じスペインのアルベルト・ラモス・ビニョラス(同42位)と対戦することが決まっている(過去2勝0敗)。

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