close

2022.05.22

選手情報

ティエム、ミスが止まらず復帰後7連敗。世界87位に完敗で2年連続の初戦敗退[全仏オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

Photo by Getty Images

ティエム、チャンス握れず初戦敗退

5月22日、大会初日を迎えた全仏オープン。男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク194位)は、ヒューゴ・デリエン(ボリビア/同87位)と対戦。3-6、2-6、4-6で敗れ、2年連続で初戦敗退となった。

【画像】「全仏オープン」男子シングルス組み合わせ

2020年のUSオープンで初のグランドスラム制覇を成し遂げているティエムは、全仏オープンで2018年、2019年と2年連続で決勝に進出している。だが、昨年6月に右手首の怪我でツアーから離脱。今年3月に復帰を果たしたものの、6大会連続で初戦敗退と厳しい道のりを歩んでいる。

この日の試合、第1セット序盤からデリエンが積極的にプレーし、ティエムは自ら攻撃を仕掛けることができず、リズムがつかめない。第3ゲームでリードを許すと、その後はボールをハードヒットして良いプレーも出だしたが追いつくことができず。3-6でセットを落とした。

盛り返したいティエムは、第2セットに入り、バックハンドのウィナーを放って観客を湧かせる。だが、アンフォーストエラーが止まらない。安定したプレーを続けているデリエンに2度のブレークを許して、2-6でセットを落とすと、第3セットでもショットの精度は戻らない。

最後までチャンスを握ることができず、第3セットも4-6で落とし、ストレートで敗戦。復帰からこれで7連敗、昨年に続いて初戦で全仏オープンから姿を消した。

試合を通して、ティエムのアンフォーストエラーは、デリエンの3倍の数となる42本。短いラリー、長いラリーに関わらず、デリエンにストローク戦を支配されてしまった。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

【特集】全仏オープン2022の記事はこちら

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録