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2022.06.01

選手情報

19歳アルカラス、準々決勝敗退も「次のグランドスラムでは優勝やベスト4となるレベルになる自信がある」と自信[全仏オープン]

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「最後の1球まで戦ったことを誇りに思う」と語ったアルカラス

5月31日、「全仏オープン」男子シングルス準々決勝で、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)に敗れたカルロス・アルカラス(スペイン/同6位)。注目の19歳は、試合後の会見で「改善していかなければならない」と述べたうえで、「次のグランドスラムでは優勝やベスト4となるレベルになる自信がある」と語った。

【動画】準々決勝で見せたアルカラスのスーパープレー

会見の冒頭、まず「いいプレーをして試合を終えたし、頭を高くしてコートを、トーナメントを去れる。最後の1球まで戦ったことを誇りに思う」と語ったアルカラス。

続いてグランドスラムを勝ち抜くために、改善すべき点について聞かれると「グランドスラムの準々決勝となると、世界のベストプレーヤーと戦うわけだから、もっと良いスタートを切らなければならない。次のグランドスラムに向けて、その教訓を活かしたい。ただ、準決勝進出やグランドスラム優勝はそう遠いことではないと思っている。次のグランドスラムでは、優勝やベスト4となるレベルになる自信があるよ」と今回の経験を活かすことで、グランドスラム優勝が現実的なものになると語った。

1回戦から今日まで、大きな注目を浴び続けるというのは、今大会が初の経験と言える。その全仏オープンを戦い終えた率直な感想について聞かれると、「負けたとしても、とても楽しかった。あのようなコートで、これだけの観客の前でプレーできることは、僕にとって素晴らしいこと。世界最高の選手と戦い、グランドスラムの決勝を目指してトレーニングをしてきていくよ。今大会では、試合の最初の1球から最後の1球まで、僕を応援してくれた観客のみんながいた。がっかりさせてしまったが、僕を応援してくれた人たちにただただ感謝の気持ちでいっぱい」と答えている。

次のグランドスラムで“優勝やベスト4を狙える”というビッグな発言をしたアルカラス。今年は、6月末から開催のウィンブルドン、8月末から開催のUSオープンとまだグランドスラム2大会が残っている。その舞台で、さらなる活躍を見せられるか。新たなチャンピオン・コンテンダーの登場によって、テニス界はさらにおもしろくなりそうだ。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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