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2022.06.14

選手情報

フェデラー、2023年シーズンのプレーに前向き「希望を持っている」

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2023年について“前向き”に発言したフェデラー

現地6月12日、ロジャー・フェデラー(スイス/世界ランク68位)が、 2023年シーズンについて「どの大会を回るべきか、どうやるべきかは、まだわからないけど、いいアイデアだと思う」と現役続行に向けて前向きな発言をしたと、スイスの『ターゲス・アンツァイガー』紙が伝えた。

【写真】公園で子どもたちと遊ぶフェデラー

この日、フェデラーはフェデラー財団が新たに作った子どもたちのための公園のオープニングイベントに出席。集まった子どもたちと触れ合ったあと取材に応じ、「バーゼル大会(10月24日〜30日/スイス・バーゼル/ATP500)が終わると、シーズンも終わり。体調を整えて、フルに練習できるようにすることが大切だ。レーバーカップ(9月23〜25日/イギリス・ロンドン/O2アリーナ)は、6日間で5試合もやらないので、いいスタートが切れるはず。だから、トレーニングでしっかり準備しなければならないんだ」と語ったフェデラー。

続けて2023年シーズンに向けて「そうだね、間違いなく(2023年シーズンでプレーするつもりだ)。どの大会を回るべきか、どうやるべきかはまだわからないけど、いいアイデアだと思う。私自身は、これから何が起こるかが楽しみだよ。私は希望を持っている。そのためにも、これから3、4カ月が非常に重要になるんだ」と発言。2022年のプレーはレーバーカップ、バーゼル大会だけになるかもしれないとしているものの、来シーズンのプレーに前向きでいると明かした。

フェデラーは、現地8日にスイスの『コープ・ツァイツォンク』紙に対して「もう1シーズン20試合も出場することはないので、スケジュールはもっと管理しやすくなるよ。ロンドンやマイアミなど、世界のいくつかの場所には、子供たちも行ってみたいと喜ぶと思う」とも語っている。

昨年のウィンブルドンでベスト8となったあと、「何週間も松葉杖をつくことになるだろうし、何ヵ月も試合に出られない」とSNSで手術を報告。今年3月19日には手術後初めてとなるプレー動画を公開すると、4月、5月とトレーニングの様子を度々披露しているフェデラーは、9月下旬のレーバーカップ、10月下旬のバーゼル大会に出場を表明している。


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写真=田沼武男