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2022.06.23

選手情報

選手の宿泊ホテルで盗難事件が発生! 世界15位のシュワルツマンらが被害に

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時計を盗まれたマルチネス「全仏オープンで初めて3回戦に進出した時に買ったんだ」

6月27日のウィンブルドン開幕に向けて男女ツアーで前哨戦が行われている。その中、「ロスシー国際」(イギリス・イーストボーン/ATP250)の開催期間中に、選手が宿泊するホテルで盗難事件が起き、世界ランク15位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)ら2名が被害に遭ったとイギリス『ガーディアン』が報じた。

【動画】転倒したダビドビッチ・フォキナを心配そうに見つめるマルチネス

被害を受けたのは、シュワルツマンとペドロ・マルチネス(スペイン/同49位)の2名。同紙によると、マルチネスは「僕が部屋に着いた時、時計がないことに気づいたんだ。部屋中を探したけどなくて、レセプションに行って伝えていたところ、15分後にディエゴ(シュワルツマン)がやってきて同じことを伝えていた」という。

現地警察も「時計やバッグなどの高価な品物や現金、身の回り品が盗まれた」と声明を出しており、現在も捜査を続けていると言うが、マルチネスは自分のものが返ってくるとは思っていない。

「本当に難しいと思う。廊下にはカメラもなかったしね」と半ばあきらめムード。「1年半も着けていた時計だった。(2020年の)全仏オープンで初めて3回戦に進出した時に買ったんだ。センチメンタルな気分だよ」と落ち込んだ。

大会1回戦では、1-6、7-6(6)としたところでアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同38位)が左手親指の負傷で途中棄権し、2回戦進出を決めたマルチネス。「大変だったね。月曜日に僕の部屋から時計が盗まれたし、シュワルツマンの部屋からも盗まれた。悪い夜だったね。眠れなかったんだ。試合の準備をするのは難しかったけど、プレーに集中するようにしたんだ」と語っている。

また、22日に2回戦で地元のジャック・ドレイパー(イギリス/同108位)に敗れたシュワルツマンも自身のSNSを更新。「今週の日曜日、イーストボーンのハイドロホテルから多くのものが盗まれた。パスポートも含めクレジットカードとかいろいろね。気にかけてくれたり、何か必要なものはないか聞いてくれたみんなありがとう。ホテルは責任を取りたくないようで、試合前にすべて解決しようとするのは簡単ではなかった」と綴っている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma