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2022.06.28

選手情報

ジョコビッチがセンターコートの開幕戦で勝利! 世界81位クォンに1セット奪われるも7度目のタイトルに前進[ウィンブルドン]

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Photo by Getty Images

大会3連覇中のジョコビッチがオープニングマッチで白星

6月27日、今年で第135回大会を迎えたウィンブルドンの大会初日、男子シングルス1回戦が行われ、同大会3連覇中の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク3位)が、センターコートのオープニングマッチに登場。クォン・スンウー(韓国/同81位)を6-3、3-6、6-3、6-4で下し、2回戦進出を決めた。

【動画】満面の笑みを浮かべてセンターコートに入場してきたジョコビッチ

1877年に始まったウィンブルドンは、グランドスラムの中で最も歴史のある大会。1922年に開催地が現在のチャーチ・ロードに移転となり、今年で100周年を迎える。

そのセンターコートのオープニングマッチに登場したのが、大会が中止された2020年大会を挟んで、2018年から大会3連覇中のジョコビッチ。全仏オープン準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン/同4位)に敗れた後、芝の前哨戦には出場せずエキジビションマッチを1試合こなして今大会を迎えた。

7度目のウィンブルドンタイトルを狙うジョコビッチは、第1セット第3ゲームでファーストサーブ確率が落ち、クォンに攻撃を許してブレークされてしまう。だが、徐々にショットの勢いが増してくると、第6ゲームでブレークバック。さらに、第8ゲームでもクォンのサービスゲームを破り、1-3から一気に5ゲームを連取して、6-3でセットを奪う。

だが、第2セットは第4ゲームでアンフォーストエラーが連続したところをクォンにものにされ、1ブレークを許して3-6とセットカウント1-1になる。

第3セットもクォンの粘り、そしてフォアハンドの強打に苦戦を強いられたジョコビッチ。流れが悪い中、我慢してサービスキープを続けると、第8ゲームでジョコビッチが均衡を破ってブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームもきっちり守り切って6-3。

勝利まであと1セットとしたジョコビッチは、第4セット序盤のピンチをしのぐと、第5ゲームをラブゲームでブレーク。リードを奪うと、その後も譲らずオープニングマッチを白星で飾った。

2回戦でジョコビッチは、タナシ・コキナキス(オーストラリア/同79位)とカミール・マイクシャク(ポーランド/同91位)の勝者と対戦する。


■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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