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2022.06.28

選手情報

本玉真唯がグランドスラム初白星! 世界53位タウソンが第1セット途中で棄権「あのような状況でも、勝てたことはとてもうれしい」[ウィンブルドン]

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本玉真唯、初めてのグランドスラム本戦で勝利

現地6月27日、ウィンブルドン女子シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜いた本玉真唯(島津製作所/世界ランク139位)は、クララ・タウソン(デンマーク/同53位)と対戦。第1セット4-1と本玉がリードしたところで、タウソンが棄権を申し出て、初めてのグランドスラム本戦で白星を挙げた。試合後には、「あのような状況でも、勝てたことはとてもうれしいです。試合の終わり方が悪かったので、少し不完全燃焼な感じはあります。相手の回復を祈っています」と語っている。


【画像】本玉真唯が初出場で2回戦進出! 「ウィンブルドン」女子シングルス組み合わせ

20日より行われていた予選3試合を勝ち抜いて、昨年USオープンからグランドスラム4度目の挑戦にして初めて本戦入りを決めた本玉。その1回戦ではデンマークの19歳、タウソンとの初対戦を迎えた。

タウソンはクレーコート・シーズンのWTA1000マドリード大会1回戦で敗退後、腰の痛みのため全仏オープンを棄権。ウィンブルドン前哨戦も戦わず、今大会に挑んでいた。

第1セット、ストローク戦で主導権を握った本玉が第3ゲームで先にブレークに成功する。すると、ここでタウソンがメディカルタイムアウトを取り、腰の治療のため一時コートを離れる。

試合再開後もタウソンのミスに加え、本玉は丁寧なストロークを見せて第5ゲームもブレーク。本玉のサービスゲームとなった第6ゲームの40-0となったところでタウソンが棄権し、本玉が2回戦進出を決めた。

2回戦で本玉は、ディアン・パリー(フランス/同77位)と対戦。パリーは、1回戦で第31シードのカイア・カネピ(エストニア/同38位)を6-4、6-4で下している。


■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma