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2022.07.08

選手情報

国枝慎吾が4強入り、上地結衣、大谷桃子も準決勝進出を決める[ウィンブルドン]

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フルセットの試合をものにした国枝

現地7月7日、ウィンブルドン車いすテニス男子シングルス準々決勝、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ/世界ランク1位)は、トム・エフベリンク(オランダ/同5位)と対戦。6-1、6(5)-7、6-1で勝利し、準決勝進出を決めた。

【動画】初戦突破!国枝慎吾ら男子シングルス4強の選手を伝えるITFのツイート

グランドスラム合計48冠(内シングルスは27冠)を誇る国枝だが、ウィンブルドンの男子シングルスは唯一優勝していないタイトル。今大会で優勝すれば、シングルスのキャリア・グランドスラム達成となる。

第1セット立ち上がりはキープが続く展開に。2-1で迎えた第4ゲーム、国枝はリターンエースでポイントをリードすると、エフベリンクのミスを引き出してブレークに成功。5ゲーム連取でセットを先取する。続く第2セットはブレークの奪い合いとなってタイブレークへ。5-5で国枝は、リターンエースを決められて5-6に。ここでリターンを強打するが、わずかにオーバーとなって6(5)-7。エフベリンクにセットを奪われる。

勝負の第3セット、第2ゲームでバックハンド強打が決まり、国枝が先にブレークに成功。さらに第6ゲーム、ミスを引き出してもう1つブレーク。5-1で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチ、ダブルフォールトが出てデュースとなるが、続くポイントでエフベリンクのフォアハンドがネット。マッチポイントを握ると、サービスポイントを決めて初戦をものにした。国枝は続く準決勝、ヨアキム・ジェラール(ベルギー/同6位)と対戦する(初対戦)。ジェラールは、初戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場の小田凱人(東海理化/同7位)を破っている。

そのほか、日本勢では女子シングルス第2シードの上地結衣(三井住友銀行/同2位)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大谷桃子(かんぽ生命保険/同6位)が初戦を突破している。

■7月7日/車いすテニス日本勢の結果
[男子シングルス準々決勝]
国枝慎吾(ユニクロ/同1位)[1]6-1、6(5)-7、6-1トム・エフベリンク(オランダ/同5位)

小田凱人(東海理化/同7位)[WC]4-6、6(2)-7ヨアキム・ジェラール(ベルギー/同6位)

[女子シングルス準々決勝]
上地結衣(三井住友銀行/同2位)[2] 6-3、6-3コタツォ・モンジャニ(南アフリカ/同4位)

大谷桃子(かんぽ生命保険/同6位) 6-2、6-2ルーシー・シュカー(イギリス/同7位)

[クアードシングルス準々決勝]
菅野浩二(リクルート/同6位)4-6、6-0、0-6サム・シュローダー(オランダ/同2位)

※[]内の数字はシード、WC:ワイルドカード(主催者推薦)



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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