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2022.07.08

選手情報

ナダル棄権発表にキリオスが反応「順調に回復し、早く元気な姿を見せてくれることをみんなで祈っている」[ウィンブルドン]

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ナダルの早期回復を祈ると綴ったキリオス

7月8日、キャリア初のグランドスラム決勝進出を決めたニック・キリオス(オーストラリア/世界ランク40位)はSNSを更新。ウィンブルドン準決勝の棄権を発表したラファエル・ナダル(スペイン/同4位)に“早期回復を祈る”とメッセージを綴った。

【SNS】“早く元気な姿を見せてほしい”キリオスが綴ったメッセージがこちら

キリオスがインスタグラムにアップしたのは、今年のATPマスターズ1000「BNPパリバオープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)で対戦した時の写真。そこに「異なる選手であり、異なる性格。ラファエル・ナダル、順調に回復し、早く元気な姿を見せてくれることをみんなで祈っている。また次回」とナダルの早期回復を祈ると綴った。

キリオスとナダルは、これまで9度対戦し、ナダルが6勝3敗とリード。最初の対戦は、2014年のウィンブルドン4回戦で、その際はキリオスが7-6(5)、5-7、7-6(5)、6-3で勝利している。

両者は何度となく不仲説が取り沙汰されている。2019年のATP500「アカプルコ大会」(メキシコ・アカプルコ)で対戦した際には、
ナダルが「素晴らしい才能を持ったプレーヤーだし、グランドスラムで優勝を争うこともできるだろう。ただ、観客や相手、そして自分自身に対する敬意に欠けている。悪い人間だなんて思わないけど、ライバルに対する敬意に少し足らないと思う」と発言。それに対して、キリオスも「(ナダルが)プリプリしているよ」と言い返したりもしている。

しかし、ナダルは翌2020年には、「キリオスと仲が悪いという人もいるけどそんなことはない。一度自分の意見を言っただけにすぎない」と訂正。キリオスも、同年の全仏オープンを優勝したナダルについて「史上最も偉大な選手の一人だと言える」と語るなど、敬意を払っている。

ナダルの棄権によって、通算10度目の対戦は幻に。「回復までは3~4週間はかかると思う」とナダルは会見で語っているが、ぜひとも万全のコンディションで、両者の対戦を見たいものである。



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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