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2022.07.15

選手情報

元世界1位のマレー、引退後に指導したい選手4名を明かす「まだ若いし、可能性を持っている」

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Photo by Getty Images

マレー、引退後に指導したい選手を明かす

元世界ランク1位で3度のグランドスラム制覇を成し遂げているアンディ・マレー(イギリス/世界ランク52位)は、引退後に指導したい選手として男子世界ランクトップ10選手2名と、母国イギリスの2選手を挙げた。

【動画】マレーのインタビュー動画&ATP250ニューポート大会2回戦ハイライト

3度のグランドスラム制覇を含むツアー通算49勝(うちダブルス3勝)や2度の金メダル獲得など輝かしい成績を残しているマレー。長年悩まされてきた股関節の痛みの影響で、満足にプレーできず引退に追い込まれたが、2019年に一縷の望みをかけ手術を実施。人工股関節を入れて見事ツアー復帰を果たした。

だが、マレーも35歳。今週行われている「インフォシス・ホール・オブ・フェイム・オープン」(アメリカ・ニューポート/ATP250)のインタビューでは、「この4、5年は怪我に悩まされてきた。でも、自分のキャリアが終わりに近づいていることは自覚している」と述べ、引退が近づいていることを認めた。

その引退後に進むべきキャリアの一つとして、コーチになることもあり、同大会のインタビューでは指導してみたい選手を4名挙げた。女子選手ではエマ・ラドゥカヌ(イギリス/女子同10位)、男子選手ではステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)、カルロス・アルカラス(スペイン/同6位)、ジャック・ドレイパー(イギリス/同89位)。

「彼らは懸命に練習し、このスポーツを愛しているように見える。アルカラスとチチパスは、まだグランドスラムで優勝したことがないんだ。まだ若いし、その可能性を持っているよ」とATPのトップ10選手に加え、昨年のUSオープン優勝以降、19歳にしてメディアの注目を集めるラドゥカヌ、先日行われたウィンブルドンでグランドスラム初勝利を挙げた20歳のドレイパーなどのイギリスの若手選手を指導したいようだ。

「大きな大会でシードを獲得することが重要」とまだまだ現役にやる気を見せているマレーだが、果たして引退後にはどのような道を選ぶのだろうか。

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