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2022.07.19

選手情報

ジョコビッチ、ワクチン未接種でモントリオール大会の欠場が濃厚

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ジョコビッチ、モントリオール大会の欠場が濃厚

先日行われたウィンブルドンでグランドスラム通算21度目の優勝を成し遂げた世界ランク7位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、USオープン前哨戦のATPマスターズ1000モントリオール大会に出場できる可能性は低いと、ユーロスポーツなど海外メディアが報じている。

【動画】ウィンブルドンで魅せたジョコビッチのベストポイント集

今年初め、ジョコビッチは全豪オープン出場にあたり、ワクチン接種免除措置により入国を許可されたと主張したものの、オーストラリア当局との法廷闘争の末に結果的に国外退去。全豪オープン出場は叶わなかった。

そして、再びジョコビッチのワクチンに関する問題がある。今年最後のグランドスラムであるUSオープンならびに前哨戦が行われるアメリカとカナダは特別な免除を受けない限りワクチン未接種者を入国させない方針を示しており、ジョコビッチも例外ではないという。

USオープン前哨戦として8月7日から開催されるATPマスターズ1000モントリオール大会のトーナメント・ディレクターを務めるユージン・ラピエール氏は、「カナダ政府がワクチン接種に関するルールを変更するか、彼が袖をまくってワクチンを接種するかのどちらかだ」と述べ、カナダの保健大臣も政府の方針を変えたり、規則を曲げることはないとした。

ジョコビッチ自身、ウィンブルドンの会見で「アメリカからの吉報を待ちたい。それはUSオープンとその前に1、2大会でプレーすること」と望みは捨てていないとしながらも、「僕はワクチンを接種していないし、接種する予定もない。免除は現実的にあり得ないと思う」と、ワクチン未接種者でも入国できなければ、出場することはできないだろうと語っている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma