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2022.09.13

メーカーズボイス

バボラ新「ピュアアエロ2022」、大ブレーク中の最強スピンモデルの特徴&プロの使用感を紹介

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バボラ「ピュアアエロ2022」
待望の新モデルが登場

待ちに待ったバボラの最新テニスラケット「ピュアアエロ2022」が、ついに発売となった。いち早く空気抵抗に着目して作られた2003年の「アエロツアー(AERO TOUR)」から数えて8代目(ピュアアエロとしては3代目)、今回のモデルは一体どんなラケットなのか?





バボラ「ピュアアエロ」と言えば、攻撃的スピンのためのテニスラケット。今やテニスの代表的テクニックとなった”トップスピン”だが、いつからあるものなのかは定かではない。ただ、クレーコートが多いヨーロッパでは古くからポピュラーなテクニックだったと言われている。

その昔、グランドスラムは4大会中3大会(ウィンブルドン、全仏、全豪)が、グラス(芝)コートで行われていた。バウンドが低い特質のため、当時はフラットやスライス、サイドスピンといったテクニックが主流。そんな中で、積極的にトップスピンを取り入れたのが2度の年間グランドスラムを達成したレジェンド、ロッド・レーバー(オーストラリア)だったという。時が経つに連れて、トップスピンは誰もが操るテクニックとなり、マテリアル、ラケットの進化、選手個々の身体能力向上もあって、今や驚くような球速のトップスピンを放つ選手も数多くなっている。その「トップスピン」をレベルアップさせたマテリアル、その象徴的ラケットがバボラ「ピュアアエロ」と言っても過言ではないだろう。





バボラ「ピュアアエロ2022」の
テーマは
“自分だけのスピンの確立”

8月25日に発売となったシリーズ最新作、新「ピュアアエロ2022」を紹介するバボラのホームページには“最高のスピンと打感を実現した次世代ラケット”と紹介されている。
次世代ラケット、今回は何がアップデートされたのか? テーマとなったのが「OWN YOUR SPIN」。“自分だけのスピンの確立”である。





最も興味深いのが、新素材「NF2(エヌエフツー)テック」の採用である。
なんと天然素材の亜麻(リネン)をフレームの構成素材として採用しているのだ。これまでの素材では感じえないハードヒット時の衝撃吸収性、クリアな打球感を生み出すという「NF2テック」は、新「ピュアアエロ2022(300gの旗艦モデル)」ではフェイス部の3時/9時部分および、グリップの深部に採用している。天然繊維の中でも強度と耐久性が高いことで知られる亜麻とはいえ、異素材のグラファイトと組み合わせることは、そうは簡単なことではない。バボラ社だからできる技術と言えるだろう。





“自分だけのスピンの確立”というテーマどおり、「NF2テック」は、のちに発表・発売となるシリーズ他モデルでは、その特徴に沿った部位に採用されている。その一番手として発売される新「ピュアアエロ2022(300gの旗艦モデル)」は、「ストロングスピン」にカテゴライズされていて、“力強く、パワフルなショットを一番高い位置から打つプレーヤーに。スピンで相手を振り回し、勝負を決めたい方に”向けて、使用位置を調整しているわけだ。


「FSIスピン」、フレームなど
すべてを見直して改善


同様の試みは、同モデルの特徴の一つである「FSIスピン」でも施されている。同テクノロジーは、スピンに適したオープン・ストリングパターンというものだったが、旗艦モデルとなる「ピュアアエロ2022」ではコントロール性を重視するため、中央部分のマス目横幅が狭まる工夫がなされている。





もちろんフレームは、エアロダイナミック・フレーム「アエロモジュラー3」を採用している。2003年アエロシリーズ初代作「アエロツアー」より、アップデートを重ね、空気抵抗を可能な限り抑えたフレーム・デザインとなっているが、「アエロモジュラー3」では特にトップ部の空気抵抗を極限まで削ることで、ヘッドスピードの向上を図っている。瞬時に走るヘッドから生まれるのは強烈なスピンである。

またバボラならではのテクノロジー「ウーファー」も、当然採用されている。同テクノロジーは、グロメットの半円状の膨らみがピストン運動と滑車の働きをすることで、ボールを捕らえたエリアが凹み、ボールとストリングの接触時間を長くし、パワーアップ、リカバリー性向上を発揮させる。「アエロモジュラー3」のフレームでスイング速度をアップさせて、「ウーファー」で球持ちを長くする。結果生まれるのは、威力抜群のトップスピンというわけだ。





「パンチがすごい」「食いつく」
片山翔プロ、吉冨愛子プロも「ピュアアエロ2022」を絶賛


それでは、「ピュアアエロ2022」の打ち味はいかなるものなのか!?
8月1日、世界最速で行われた試打イベントで新モデルを打った片山翔プロは「一番感じたのは、すごいパンチがあるなということ。今回のモデルはプレーの流れで少しラフに打っても良いボールが打てます。高校生には絶対おすすめだし、このラケット自体パワーがあるので意外とベテランの方にもおすすめですね」と、吉冨愛子プロは「インパクトの時にボールがストリングに食いつくような感覚があり、しっかり振り抜いた時に回転がかかってボールの力が失われずにベースラインの近くでストンと落ちる。スライスもボールの乗りが良くて打ちやすく、前作と比べて、ストリングの目が細かくなったという点もあって、コントロール性も良いと思います」と高い評価をしている。





次世代ラケットと「ピュアアエロ2022」のことを謳ったバボラ。それはコスメでもデザインされている。歴代モデルは、すべて“イエロー”を印象的に使っているが、今回はダークカラーをベースに、イエローをあしらい、“AERO”という文字が入ったシャフト部には幾何学的な模様をあしらうという新境地を開いている。

まず8月25日に発売されたのは「ピュアアエロ2022(PURE AERO 2022)」。
フェイスサイズが100平方インチ、300gウェイトでバランスポイントは320mm。そしてフレーム厚は23.0〜26.0mmと黄金スペック*である。また9月には285gとやや軽量な「ピュアアエロチーム2022(PURE AERO TEAM 2022)」も発売が予定されている。こちらは「NF2テック」はグリップ部のみにし、「FSIスピン」は従来のストリングパターンのみに、衝撃吸収システム「SWXピュアフィール」をフェイス部の3時/9時に搭載。スピンが打ちやすいことをベースに、パワーと扱いやすさを重視した新モデルとなっている。

これまでの“ピュアアエロ”らしさを踏襲しつつも、「NF2テック」などのテクノロジー、新コスメによって新たな味付けを与えた。「ピュアアエロ2022」は、バボラが作り上げた最も刺激的な攻撃的スピンのためのテニスラケットと紹介すべきだろう。

*黄金スペック=一般的にフェイス面積が100平方インチ、重さが300g、バランスポイントが320mm、フレーム厚が23~26mmと言われている(諸説あり)。



★PURE AERO 2022[ピュアアエロ]
■フェイスサイズ:100平方インチ ■ウェイト:300g(±7g) ■バランス:320mm(±7mm)
■フレーム厚:23.0~26.0mm ■ストリングパターン:16×19 ■価格:39,600円(税込)



★PURE AERO TEAM 2022[ピュアアエロチーム]
■フェイスサイズ:100平方インチ ■ウェイト:285g(±7g) ■バランス:320mm(±7mm)
■フレーム厚:23.0~26.0mm
■ストリングパターン:16×19 ■価格:39,600円(税込)






取材協力:バボラVSジャパン
新ピュアアエロ情報は下記をチェック
https://www.babolat.com/jp/productlaunch?plid=pure-aero

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